NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
戦後まもない東京で生きるまったく売れない漫画家が、見合いから5日後に結婚式を挙げた妻と力を合わせ、仕事の成功を収めながら温かい家庭を築いていく様子を描いている。
ヒロイン村井布美枝役の松下奈緒(まつした・なお)、水木しげる(村井茂)役の向井理(むかい・おさむ)がともに熱演している。
夫を信じ、夫を支え、夫を励ます妻の姿、そして夫婦の絆と成長の物語がお茶の間の感動と共感を誘う。

そのゲゲゲの女房が19日未明、クランクアップを迎えた。
10カ月にわたる撮影を何とか乗り切り、松下奈緒と向井理は大きな感動に包まれた。
その場で松下奈緒は号泣…。
感情がとても豊かなのだろう、ドラマのなかでも自然に涙がこぼれる。

そして、すぐにスタジオでクランクアップ会見が行われた。
二人は、出演者を含めた朝ドラのすべての関係者に対し、感謝の気持ちを表した。
最後に、松下奈緒は、「夫が向井理さんでよかったなと思います。ありがとうございます」と言葉を送った。

なお、視聴者から紅白歌合戦の司会を二人にやってもらいたいという声がNHKに寄せられているようだ。
はたして大晦日の国民行事にコンビは復活するのか。

                       ◇

ゲゲゲの女房にはまっている私は先ほど妻に教えられた。

向井理が今晩、TBSテレビの番組「ぴったんこカン・カン」に登場する。
タイトルは、「大人気!ゲゲゲの女房 水木しげる夫妻を訪問」。
司会進行は、人気NO.1アナウンサーの安住紳一郎、高感度NO.1女性タレントの久本雅美。
私はまれに見ることがある。
ゲストは、新垣結衣、向井理、あき竹城。

番組予告文がいま一つ分かりにくいが、どうやら向井理が水木家を訪ね、夫婦に手料理を振る舞う。
彼は厨房が似合うかもしれない。
長身なのでかっこよさが際立つ。
新垣結衣とあき竹城が惚れてしまう?

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

◆書き加え1

たったいま「ぴったんこカン・カン」が終わった。
番組の冒頭、安住紳一郎と石塚英彦が調布の深大寺から水木プロダクションへ。
そこはマンションの一室だった。
ドアを開けると、水木しげる夫妻が待っていた。
社内は、漫画を描くための資料や水木しげるの作品、ゲゲゲの鬼太郎に関わるキャラクターグッズなどが所狭しと並ぶ。
かなりの高齢に達したお二方はひょうひょうとした印象である。
向井理が夫妻を訪ねたわけでなかった。

次いで、向井理が現れた。
安住紳一郎を馴染みの洋食屋へ案内。
二人は明治大学の後輩と先輩である。

そして、私が暮らす港北ニュータウンのオーケーディスカウントセンターであき竹城と合流。
向井理は食材の購入後、レジでの精算にオーケーカード(正式名称は不明)を提示。
学生時代からずっと使っているという。

さらに、8月21日に公開される「ハナミズキ」で共演する新垣結衣と二子玉川で合流。
いよいよ料理にかかる…。
中心は向井理。
プロの料理人並みに手際がよい。
包丁さばきも見事。

あっという間に、多彩なメニューが完成。
3人は「おいしい」を連発。
向井理は才能に富み、何をやっても様になる。

ところで、私は両手を自在に操る向井理に違和感を持った。
それくらい「ゲゲゲの女房」にのめり込んでいたのだろう。

ネットの情報によれば、向井理は水木しげるに似ている。
顔か体型か、それとも雰囲気か…。

番組は残り1カ月ちょっと。
終了すると、心に穴が開いたよう…。
感傷に浸る朝ドラは初めてだ。
私は、ゲゲゲの女房が生活の張りになっていたことに気づかされた。
視聴者がそうだから、出演者とくに主役級はもっと…。
松下奈緒は会見で、「何と言っていいのか分からないくらいの寂しさと脱力感があります」と心境を語った。

なお、番組紹介文(予告文)の全文を引用しよう。
「大人気!ゲゲゲの女房水木しげる夫妻を訪問向井理が手料理を披露あまりのカッコ良さに新垣結衣&あき竹城&安住までもホレた」。
どこまでがタイトルで、どこまでが内容説明か分かりにくい。
それ以前に、どこで文章が切れるか分かりにくい。
私はてっきり向井理ら一行4人が水木家へ出向き、料理をつくると勘違いした。

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