NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
山陰の静かな小都市、鳥取県境港市と島根県安来市が、この朝ドラのブームに沸き立っている。
放送が始まり、視聴率が高まるにつれ、観光客が増えていった。

境港は、水木しげる(武良茂)が育ったふるさとだ(生まれは大阪)。
「水木しげるロード」や「水木しげる記念館」などがあり、街はこの漫画家と妖怪たちに染め上げられている。
ネットで調べたら、妖怪レンタサイクルや人力車が備わり、レトロな風情を楽しめる。
また、妖怪ポストに投函すれば、鬼太郎の消印で手紙や葉書が届く。
なお、妖怪グルメ、妖怪雑貨・小物などが揃う商店街のアーケードのたどり着いた先が一番の名所「水木しげる記念館」。
妖怪のジオラマ、世界中のコレクション展示が自慢である。
このほか10代頃の習作や愛用品、写真パネルなどで半生を振り返る「げげの間」、仕事場の再現など…。
水木しげるの人となりと作品世界、妖怪世界は見応えがありそう。

すでに述べたとおり、境港はもともと水木しげるで町おこしを図ってきた。
妖怪漫画家・妖怪研究家の第一人者は根強い人気を保つ。
そこに朝ドラの追い風が吹いた格好。

そして、売れない時代から夫(水木しげる)を信じて支えつづけた武良布枝が生まれ育ったふるさとが安来である。
実家は、兄家族が暮らす大塚町の飯塚家。
5代にわたり酒屋を営む。
ゲゲゲの女房のヒロイン・村井布美枝を演じた松下奈緒が訪れて大きな話題になった。
放送が終わると両市の観光関連産業に痛手だが、安来のほうが打撃を受けやすい。

余談…。
私は武良茂と武良布枝(飯塚布枝)は距離的に近い県内の見合いだと思い込んでいた。
ところが、境港は鳥取県、安来は島根県。
隣だった。
地図を確認し、ようやく分かった。
県境が入り組んでおり、間違いやすい。

                      ◇◆◇

人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。

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⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

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⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

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