NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
漫画に打ち込む夫・水木しげる(武良茂。向井理)を支え、おおらかにほがらかに生きていくヒロイン・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)。
夫婦と家族の絆、そして成長が描かれる。
二人とも年齢は高いが、昭和の青春を彷彿とさせるドラマである。
互いに愛し信じることで貧しさと困難を乗り越えていくからだろう。
私は35年近く前、結婚直後の生活を思い出した。
シナリオもキャストも演技も素晴らしく、のめり込んでしまう。
また、以前のブログで触れたが、いきものがかりによる「ありがとう」の主題歌が素晴らしい。
ウィキペディアなどによれば、男女混成3人組。
ポップスを得意とするようだ。
吉岡聖恵(よしおか・きよえ)がボーカル。
水野良樹(みずの・よしき)がギターとボーカル(コーラス)。
山下穂尊(やました・ほたか)がギターとハーモニカ。
バンドの名前は、水野良樹と山下穂尊が小学生時代に「生き物係(金魚の世話係)」だったことに由来する。
メジャーデビューまで神奈川県の厚木市や海老名市などで路上ライブを行っていた。
3人の出身地や生育地である。
1970〜80年代のニューミュージックやフォークの影響を受けているとの指摘があった。
確かに昭和の音楽のよさが感じられる。
それゆえ、路上ライブの出身にしては珍しく、ファン層が非常に広い。
テレビ番組の楽曲やCMソングの依頼が多いわけである。
ちなみに、メジャーデビューを果たした際のキャッチフレーズは「泣き笑いせつなポップ3人組」。
いきものがかりとその音楽の特徴をうまく訴求している。
水野良樹はグループのリーダーだ。
ありがとうでは、初めから主題歌として作詞・作曲を手がけた。
あらかじめ山本むつみの脚本(シナリオ)か武良布枝の原案『ゲゲゲの女房』を読んだはずだ。
曲名はストレート。
歌詞と旋律はこのドラマを貫く「感謝」の気持ちを素直に表現している。
インターネットで歌詞を調べてみた。
著作権があり、ここに引用できない。
私は、これまで曲と一緒に耳で聞いてきた詞を、味わいながら目で読んでみた。
人生をともに歩んで喜びも悲しみも分かち合う。
基本は夫婦なのだが、広い解釈もできそう。
吉岡聖恵のボーカルは、やさしさとあたたかさが溢れる。
私たちはあまりに近い人に面と向かい、感謝の気持ちをなかなか伝えられない。
ゲゲゲの女房にはまっている私は幾度も聞くことになるが、その都度じ〜んとくる。
苦労をかけっ放しだったから・・・。
吉岡聖恵はデビュー前、スランプに陥った時期がある。
歌に自信を持っていたのに、それが通じなかったことが最大の原因らしい。
こうした経験は、歌唱に深みを与える。
余談ながら、吉岡聖恵は喉を守るため、睡眠時にマスクを着用している。
いかに歌を大切にしているかをうかがわせる。
私は講師の仕事が連続していた頃、新幹線のなかでもベッドのなかでもマスクを着用していた。
平均視聴率の低下が止まらず、ここ数年は深刻だったNHK朝の連続テレビ小説。
ゲゲゲの女房は10パーセント台後半の大健闘だが、いきものがかりの主題歌が人気の盛り上がりに一役買ったことは間違いない。
私自身はおおいに貢献したと考えている。
「ありがとう」はゲゲゲの女房の放送が終わっても、長く歌い継がれていくのでないか。
異なる世代をとらえる普遍性も持つ。
私は平成の名曲だと思う。
今夜8時よりNHKテレビ「NHK歌謡コンサート」にいきものがかりがゲストとして出演する。
生放送か。
さらに、松下奈緒も出演することが決まったようだ。
彼女はステージが映える。
“華”があり、周りを食ってしまう。
⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。
◇◆◇
人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。
⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。
⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。
⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。
⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。
⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。
⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。
⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。
⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。
⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。
⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。
⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。
⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。
⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。
⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。
⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。
⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。
⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。
⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。
⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。
⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。
⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。
⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。
⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。
⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。
⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。
⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。
⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。
⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。
⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。
⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。
⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。
⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。
⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。
⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。
⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。
⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。
⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。
⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。
◆書き加え1(9月14日)
主題歌「ありがとう」の出だしが「ありがとう 竜田揚げ」と聞こえる。
ネット上に、そうした指摘がされていた。
吉岡聖恵は“舌足らず”の歌い方が魅力の一つ。
キャラクターと相まって温かみを一層感じさせる。
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漫画に打ち込む夫・水木しげる(武良茂。向井理)を支え、おおらかにほがらかに生きていくヒロイン・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)。
夫婦と家族の絆、そして成長が描かれる。
二人とも年齢は高いが、昭和の青春を彷彿とさせるドラマである。
互いに愛し信じることで貧しさと困難を乗り越えていくからだろう。
私は35年近く前、結婚直後の生活を思い出した。
シナリオもキャストも演技も素晴らしく、のめり込んでしまう。
また、以前のブログで触れたが、いきものがかりによる「ありがとう」の主題歌が素晴らしい。
ウィキペディアなどによれば、男女混成3人組。
ポップスを得意とするようだ。
吉岡聖恵(よしおか・きよえ)がボーカル。
水野良樹(みずの・よしき)がギターとボーカル(コーラス)。
山下穂尊(やました・ほたか)がギターとハーモニカ。
バンドの名前は、水野良樹と山下穂尊が小学生時代に「生き物係(金魚の世話係)」だったことに由来する。
メジャーデビューまで神奈川県の厚木市や海老名市などで路上ライブを行っていた。
3人の出身地や生育地である。
1970〜80年代のニューミュージックやフォークの影響を受けているとの指摘があった。
確かに昭和の音楽のよさが感じられる。
それゆえ、路上ライブの出身にしては珍しく、ファン層が非常に広い。
テレビ番組の楽曲やCMソングの依頼が多いわけである。
ちなみに、メジャーデビューを果たした際のキャッチフレーズは「泣き笑いせつなポップ3人組」。
いきものがかりとその音楽の特徴をうまく訴求している。
水野良樹はグループのリーダーだ。
ありがとうでは、初めから主題歌として作詞・作曲を手がけた。
あらかじめ山本むつみの脚本(シナリオ)か武良布枝の原案『ゲゲゲの女房』を読んだはずだ。
曲名はストレート。
歌詞と旋律はこのドラマを貫く「感謝」の気持ちを素直に表現している。
インターネットで歌詞を調べてみた。
著作権があり、ここに引用できない。
私は、これまで曲と一緒に耳で聞いてきた詞を、味わいながら目で読んでみた。
人生をともに歩んで喜びも悲しみも分かち合う。
基本は夫婦なのだが、広い解釈もできそう。
吉岡聖恵のボーカルは、やさしさとあたたかさが溢れる。
私たちはあまりに近い人に面と向かい、感謝の気持ちをなかなか伝えられない。
ゲゲゲの女房にはまっている私は幾度も聞くことになるが、その都度じ〜んとくる。
苦労をかけっ放しだったから・・・。
吉岡聖恵はデビュー前、スランプに陥った時期がある。
歌に自信を持っていたのに、それが通じなかったことが最大の原因らしい。
こうした経験は、歌唱に深みを与える。
余談ながら、吉岡聖恵は喉を守るため、睡眠時にマスクを着用している。
いかに歌を大切にしているかをうかがわせる。
私は講師の仕事が連続していた頃、新幹線のなかでもベッドのなかでもマスクを着用していた。
平均視聴率の低下が止まらず、ここ数年は深刻だったNHK朝の連続テレビ小説。
ゲゲゲの女房は10パーセント台後半の大健闘だが、いきものがかりの主題歌が人気の盛り上がりに一役買ったことは間違いない。
私自身はおおいに貢献したと考えている。
「ありがとう」はゲゲゲの女房の放送が終わっても、長く歌い継がれていくのでないか。
異なる世代をとらえる普遍性も持つ。
私は平成の名曲だと思う。
今夜8時よりNHKテレビ「NHK歌謡コンサート」にいきものがかりがゲストとして出演する。
生放送か。
さらに、松下奈緒も出演することが決まったようだ。
彼女はステージが映える。
“華”があり、周りを食ってしまう。
⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。
◇◆◇
人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。
⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。
⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。
⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。
⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。
⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。
⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。
⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。
⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。
⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。
⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。
⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。
⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。
⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。
⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。
⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。
⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。
⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。
⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。
⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。
⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。
⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。
⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。
⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。
⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。
⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。
⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。
⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。
⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。
⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。
⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。
⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。
⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。
⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。
⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。
⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。
⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。
⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。
⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。
⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。
◆書き加え1(9月14日)
主題歌「ありがとう」の出だしが「ありがとう 竜田揚げ」と聞こえる。
ネット上に、そうした指摘がされていた。
吉岡聖恵は“舌足らず”の歌い方が魅力の一つ。
キャラクターと相まって温かみを一層感じさせる。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
