NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
私が見そびれた間に、水木しげる(村井茂。向井理)の父・村井修平(イトツ。風間杜夫)は亡くなった。
母・村井絹代(イカル。竹下景子)は気丈に振る舞ったのだろうか?

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

葬儀に来られなかった村井布美枝(松下奈緒)の父・飯田源兵衛(大杉漣)と母・飯田ミヤコ(古手川祐子)が後日、島根から上京してきた。

さて、長女・村井藍子は念願の教員採用試験に合格した。
難関を突破したにもかかわらず、株式会社水木プロダクションを手伝わせたかった水木しげるは面白くない。
布美枝は、夫と長女の両方の気持ちが分かるだけに複雑な面持ち。
皆、内心、藍子が落ちると考えていた。
次女・村井喜子もびっくり。
普通の家庭なら大喜びするのに…。

水木しげるは落胆し、露骨に不機嫌になった。
猛烈に頑張って勉強した藍子に対して「辞退しろ」と迫り、村井家には不穏な空気が流れた。
しかし、藍子は水木しげるの娘ということが知られないよう、家から離れて教師として働くことを望んだ。
小学生の頃、周りからTVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌とともにからかわれた。
いじめ?
そうでなくても好奇の目にさらされた。
著名人の子どもはつらい。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

水木しげるは、藍子が中学時代に漫画家になりたいと言っても、高校時代にアニメーターになりたいと言っても、決して首を縦に振らなかった。
猛反対!
こうした職業で食べていくことの大変さ、そして厳しさを知り尽くしているからだ。
わが子に同じ苦労を味わわせたくないとの“親心”である。
私はその気持ちがよく分かる。

長女・村井藍子は現在、株式会社水木プロダクション(調布市)の社長である。
小学校の先生を辞めた。
次女・村井喜子は社員である。
こちらはおそらくすんなり。
最終的には水木しげるが望んだとおりになった。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

イカルは年を重ねるにつれて尖っていった。
たいていは丸くなっていく。
イトツを亡くして寂しさは隠せないが大丈夫、元気だ。
水木しげるにヨーロッパに連れていってほしいとせがんだ。

ところで、松下奈緒がゲゲゲの女房に引き続き、午後1時5分より「スタジオパークからこんにちは」にゲストとして出演する。
その様子を次のブログに綴った。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

                      ◇◆◇

人生の教科書「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。
ドラマの進行と私の半生を重ねたり照らしたりしながら、心の内を綴った。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。


◆書き加え1(9月15日)

NHK朝の連続テレビ小説はまもなく「ゲゲゲの女房」から「てっぱん」へバトンタッチ。
9月27日に放送がスタートするが、ゲゲゲの女房の人気(平均視聴率)がここ数年ではきわめて高かったので、その反動が出るのでなかろうか。
主人公(ヒロイン)・村上あかり役の瀧本美織ほか出演者(キャスト)に大きなプレッシャーがかかる。

◆書き加え2(9月15日)

水木しげるは藍子を引き止めるため、本人に内緒で見合いを進めようとした。
入れ知恵したのは、源兵衛。
初めは教員採用試験の合格を喜んだものの、孫娘が遠くに行くかもしれないと知り、「家は、家長を中心に一糸乱れずまとまっていなくてはならない」。

しかし、たくらみがばれてしまう。
藍子は一層態度を硬化させた。

愛娘を手元に置いておきたいとしても、これはやりすぎだ。

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