NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』が原案である。
漫画に打ち込む夫・村井茂を支えつづけたヒロイン・村井布美枝、そして家族の半生を描く。
見合いの5日後に結婚。
島根・安来から上京した調布市の新居(?)で布美枝を待ち受けていたのは、想像を絶する生活だった。
底なしの貧乏を、明るくおおらかに乗り越えていく昭和の青春物語である。
夫婦と家族の絆が深まっていった。

私は番組終了後のさみしさをいまだに引きずっている。
これまで、例えば「どんど晴れ」が面白かった。
が、それは可憐なヒロインへのいじめ。
善玉と悪玉の対決の図式がはっきりしており、最後はハッピーエンド。
それに対し、ゲゲゲの女房は「人生の教科書」だった。
内容の深さは、朝ドラシリーズで群を抜く。

私はすっかり気が抜けてしまった。

もっとも、「ゲゲゲの女房」は完全版DVD−BOXとして発売されている。
機銑掘計13枚。
こうした商品はすべて揃えないと意味がないのでは…。
となると、税込価格は5万円超え。
なお、放送直前の特典映像も収められている。

また、『ゲゲゲの女房』上下が発売されている。
原案は武良布枝、脚本は山本むつみ。
それを五十嵐佳子が完全ノベライズ。
税込価格は1,365円×2冊。
上は、判型四六判・272ページ。
下は、判型四六判・304ページ。
私は、小説でなくシナリオを読みたかった。

また、親切にも『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』が放送開始に先立って発売されていた。
AB判並製・112ページ。
税込価格は1,155円。
あらすじなどのほか、松下奈緒、向井理、大杉漣、古手川祐子、野際陽子、風間杜夫、竹下景子、松坂慶子ら豪華出演者の紹介とインタビューが収められている。

                       ◇

「ゲゲゲの女房」の好視聴率は、9月27日放送開始の「てっぱん」に引き継がれた。
出足が最悪だった前作と対照的…。
ヒロイン・村上あかりがお好み焼き店をオープンさせる奮闘記らしい。
演じるのは、瀧本美織。
今回は通常どおり主役がオーディションで選ばれた。
バトンタッチはうまくいったが、問題はこれからだ。

私は「てっぱん」が軌道に乗ったら、「ゲゲゲの女房」の完全再放送を望みたい。
新しい朝ドラの足を引っ張っては気の毒なので、時間を開けてよい。
総集編や特別編でなく、一切手を加えず、そのまま流してほしい。
ただし、BS2で土曜日に行う1週間分の再放送のスタイルが望ましい。
私自身はテレビ番組を録画したことがないが、ならば26週を収録して保存しておく。
わが子が大きくなったら、ぜひ見てもらいたい。
私の若い頃の仕事と生活の一端を感じ取ってもらえそうだ。

先に紹介した商品の売り上げを奪うことになるので、実現は難しいだろう。
これらはNHKのグループ会社が販売している。

ちなみに、もう一度通して見たいと思った朝ドラは「ゲゲゲの女房」が初めて。

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