昨夜10時からテレビ東京で「アスリート感動劇場 1億の心に響く物語3」が放送された。
私たちに大きな勇気と深い感動を与えてくれるアスリートたち。
輝かしい活躍に隠された苦悩、孤独、逆境…。
そうした困難をどのように克服してきたのか、闘いつづける姿を追いながら、彼らを支える絆に迫るドキュメントである。

ストーリー1は、今年37歳の若さで急逝した読売ジャイアンツの木村拓也一軍内野守備走塁コーチだった。
彼がチーム内で一番信頼を寄せていたのが2歳年上の親友、大道典嘉選手。

互いに選手生命終盤の巨人移籍組。
スター揃いのジャイアンツで、華やかさと無縁、武骨で愚直。
二人の合言葉は「あきらめたら終わり」。
雑草の私は同感。

大道典嘉は、広島で木村拓也の葬儀が行われた日、東京で練習に打ち込んだ。
2軍のコーチやメンバーはびっくり…。

大道典嘉は1軍に戻れなかった。
悔しさを胸に、木村拓也の追悼試合をテレビで見た。
1点を追う8回、同じく移籍組の谷佳知外野手が代打逆転満塁ホームランを放った。
彼は木村拓也と同学年。

谷佳知はお立ち台で、大道典嘉は部屋で涙を流した。
二人の思いは、天国の木村拓也に届いた。

そして、ウイニングボールは、パパのグラブで始球式を行った長男に手渡された。
仕事を離れた木村拓也は、これ以上はないという子煩悩だった。

⇒2010年4月8日「追悼…木村拓也という生き様」はこちら。

木村拓也の名言を取りあげた。

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