NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
展開はドタバタ、ストーリーはドロドロ…。
目まぐるしく、暑苦しい。
制作サイドのサービス精神が旺盛であり、毎週何らかの驚きや騒ぎが仕込まれている。
笑いどころと泣きどころが交互に訪れる?

見方を変えれば、視聴者をつなぎ止めるために自転車操業のようなドラマになっている。
「泣き笑い物語」は、前輪が笑い、後輪が泣きである。
この自転車をヒロイン・村上あかり役の瀧本美織(たきもと・みおり)が懸命に漕いでいる。
弾けるような笑顔、ボロボロの泣き顔。
どちらも愛くるしい。
彼女は18歳。
ドラマなのに、どうしてあんなに涙を流せるのか。
ときにグショグショ。

あれっ、ウィキペディアによれば、きょうが誕生日。
1991年10月16日、鳥取市生まれ。
ハッピー・バースデー。19歳。

瀧本美織は非常に達者だ。
そして大変な頑張り屋だ。

昨今は早い段階から役者を目指す人が増えているのだろう。
彼女くらいの演技をこなせる若い子がかなりいるのかもしれない。
競争、そして生き残りが熾烈なわけである。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

                       ◇

村上あかりの育ての父・村上錠役の遠藤憲一がきのう「てっぱん」に続く「あさイチ・プレミアムトーク」に出演した。
うろ覚えだが、朝向きの顔でなくてすみません、のような発言があった。
確かに…。

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