ちょっと気恥ずかしいが、私はブログを思考と文章(表現)の鍛錬の場と位置づけている。
何事も練習が大事。
なるべくなら、鍛錬の場より厳しい「道場」にしたいと思っている。

ところが、仕事、それも雑用に追われ、なかなか時間を充てられない。
内容をうまく表せているかという以前に、じっくり考えられない。
たわいのない記事が続き、自分に失望している。

ブログは、続けるとなると、それなりに大変だ。
内輪への音信代わりにするとか、友人同士のメディアにするとかの場合は除き、何となく書かないことである。
貴重な時間がもったいない。
目的を明確にし、テーマを絞り込んでブログを本気で更新するなら、数年間でだれでも本くらいは出せるのでなかろうか(早晩、電子書籍に変わるかもしれない)。

ついては、ブログに知っていることを書かないことだ。
考えたことを書く。
むろん、その考えは実践や行動、体験に裏打ちされていなくてならないが…。

インターネットなどで情報は簡単に得られるので、知っていることを書いても本にならない。
無料で調べられそうな事柄を、カネを出して読む人はめったにいない。
新しい知識のほかは価値が認められない時代になった。
が、いまだに自分が持つ他人の知識の豊富さを誇りたがる人が珍しくない。

ブログには、自分が考えたことを書く。
これを守れば思考と文章(表現)の訓練を積めるだけでなく、ブログ自体が本の原稿になる。
それが1冊分の文字量に達すれば「ブログ本」になる。

私は今夏に東洋経済新報社から『起業の教科書』を刊行した。
MBAの教官12名による共著だが、私は通常の単行本で4分の1〜3分の1程度のページを執筆した。
そして、その原稿は、このブログの記事を選択して編集加工したものが中心である。

働く人は忙しく、いつもブログに全力を注げるわけでない。
しかし、本気で書いた記事が溜まってくると、少なくとも本の原稿の材料もしくは叩き台になる。

                       ◇

私はこのところブログに知っていることを書くことが多い。
つまり、調べたこと。
ネットに当たれば情報がすぐに見つかるので、更新がたやすい。
それでも、いくらかは考えたことを交えたり添えたりするように心がけている。
自分の向上にも進歩にもつながらないからだ。

もうちょっとブログに時間を割けるとよいのだけれど・・・。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

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