私は“本物の提案営業”にこだわってきた。
なぜなら、いわゆる「提案営業」は営業の弱体化をもたらすと考えるからだ。
世間で行われている「提案営業研修」や「提案営業セミナー」はたいてい提案の仕方、ソリューションの技法を提供しているにすぎない。
なかには提案書のつくり方。
それでは、社員や部下が仕事の本質からどんどん離れてしまう。
収益の伸長につながらないどころか低下を招く。

耳慣れた「提案営業」。
難しいのは提案でなく「営業」である。
苦しいのは提案でなく「営業」である。
苦難の克服を踏まえない提案営業など、単なる「資料づくり営業」。
本物の提案営業はかならず成果を上げられる。

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキル営業はテクニックに関心を奪われると最悪。
なかでも知識をありがたがると、成績は底を這うようになっている。
机上で営業を学んでならない。
現場で営業を学ぶべきである。
東洋経済新報社から刊行した共著『起業の教科書』のなかで断言したとおり、「営業とはパソコンでなく顧客である。」。
高学歴の若手、先端のベンチャーの営業などに、このことを分かっていない人が目立つ。

⇒2010年7月23日「『起業の教科書』刊行…SBI大学院大学」はこちら。

さて、私が講師を務めた夜間講演の参加者からメールが寄せられた。
以下に紹介しよう。

                       ◇

和田先生、営業マネジメントセミナーに初めて参加させていただき、その際に最初に名刺を交換させていただきました。
講演の最後にお薦めいただいた『起業の教科書』を早速購入しました。
そして精読し、たいへん感動いたしました。

ぜひとも私費で「提案営業」のノウハウを学びたいと思い、SBI大学院の単科コースを申し込もうとしたのですが、和田先生の講座は開講しておりませんでした。

私は今年の1月から営業に異動になり、個人の人脈を頼りに新規顧客の開拓に努力しております。
この10カ月の成果は、東証一部上場企業を1社開拓できただけです。
和田先生とのご縁を大切にし、ぜひとも講義を受けさせていただきたく心から切に願っております。
なにとぞご指導をいただける機会をたまわりますようお願い申しあげます。

                       ◇

以上。

私はSBI大学院大学(MBA)で「実践営業論」の講義を受け持っている。
といっても、インターネット授業。
『起業の教科書』が発売されたのが、7月下旬。
本書には、わざわざ入学しなくても「実践営業論」の単科コースの受講が可能と記した。
そうした話を同大学の事務局から聞かされていたからだ。
また、この本は事務局が全体を管理している。
彼らは当然、先の箇所(記述)を知っている。
削除の指示はなかった。

いまインターネットでSBI大学院大学のホームページ(公式サイト)を覗いた。
あれ、「実践営業論」は単科コースが設定されていない。
なぜだろう?
まことに申し訳なく思う。

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキル『起業の教科書』はビジネス書である。
それも実務書の趣が強い。
感想が寄せられたとしても、有益だったとか面白かったとか…。
仕事の本で「感動」という評価をいただくと、私はとてもうれしい。
実は初の共著であり、競争心がおおいに刺激された。
かなり気合いを入れて執筆した。

なお、同書には、私が担当した部分にひどい誤りがある。
知らないうちに数箇所、原稿に手を入れられた。
あげく、結論まで逆になってしまった。

⇒2010年7月27日「起業の教科書・正誤表…SBI/東洋経済」はこちら。

もう一人。
別の主催者による夜間講演の参加者から…。

                       ◇

先日はまことにありがとうございました。
2時間ほどのセミナーでしたが、営業のことや日本社会のことなど、勉強させていただいたことも多くございました。

また、無料講演映像『月刊トップセミナー』のご配信もありがとうございます。
まだ営業の仕事を始めたばかりの初心者ですが、先日のセミナー内容にプラスして学んでいきたいと思います。
これからもなにとぞよろしくお願い申しあげます。

                       ◇

以上。

この受講者は「日本社会のこと」についても考えが及んだようだ。

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結果を出せない営業はこう立て直す20110113