年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」と題する2010年10月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロインは村上あかり。

てっぱんには無数のサプライズがあるが、一貫したストーリーがない。
ドラマはハプニングの連続だ。
偶然を仕込むことで、つくられている。

したがって、視聴者は毎日見る必要がない。
連続テレビ小説としての「てっぱん」が抱える最大の弱点である。

スタート時点で好調だった視聴率。
いまはどうか。
また、来年3月まで保てるか。

このブログで幾度か述べたように、瀧本美織は達者だ。
演じようという熱意は、役者の道に進む人なら持っていて当然である。
それに加え、演じる素質に恵まれている。
村上あかり役に体当たりする様子は微笑ましく、私は応援したくなる。

瀧本美織は、ソニー損保の自動車保険のCMに出演している
また、アステラス製薬とファイザーのCMに、心筋梗塞で命を落としかけた徳光和夫と一緒に出演している。
私は2本のスポットが続いたときにたまたま見た。
前者はすぐに彼女と気づいた。
後者は少し間があって彼女と気づいた。
やはり達者だ。
CMの売れっ子になりそう…。

瀧本美織は、朝ドラの大役をやり抜くことに懸命である。
10代なので、突っ走ればよかろう。
先のことなど案じる余裕はない。
同年代のライバルに埋もれず、数年は“女優稼業”を続けていける。

瀧本美織は、愛くるしさとひたむきさが大きな魅力である。
若さの特権。
演技が達者と述べたが、“素”のままでも大勢を虜にできる。
いったいどちらか。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

瀧本美織は、おっちょこちょいでおてんばなイメージが強い。
あくまでも役柄に徹しきった結果?

20代半ばに近づいたとき、どう変わっているだろう。
いまの彼女からは想像しにくい。

が、ふと思った。
瀧本美織は、ぞくぞくするほど女っぽい演技もこなせるのでないか。
切ない女性の役どころ、そしてしっとりとした女性の役どころも…。
相当な可能性を秘めている。

この子に引けを取らない役者の卵が、若い世代にごろごろいるのでは…。

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