新幹線の駅が「博多」のせいか、「博多土産」とは言っても「福岡土産」とは言わない。
それとも私が勝手に思い込んでいるだけなのか・・・。
博多じまん1先日、社長向けの営業再建・変革講演会を行った帰路、博多駅構内の売店で「博多通りもん」と「博多じまん」を買い求めた。
ここは福岡市や福岡県に留まらず、九州の土産物が豊富に揃っている。

「博多通りもん」はこれまで幾度か土産にいただき、その存在を知った。
博多じまん2妻と子どもがその味にすっかり魅せられ、私がときどき購入するようになった。
あっという間になくなるはずなのだが、二人は我慢して大切に大切に食べている。
幸せそうな顔だ。
私はもともと甘いものがまったくダメだった。
とくに和菓子。
ところが、講師という激務に就き、そこに加齢による味覚の変化がともない、甘味を楽しめるようになった。
博多じまん3しかし、依然として白餡(あん)はちょっと苦手である。

博多通りもんは、福岡市の株式会社明月堂が製造している。
ホームページには「博多西洋和菓子 明月堂」とある。
和洋折衷の銘菓だ。
確かに、うまさに和と洋の枠(わく)はない。
創業81年の老舗。

博多じまん4博多通りもんは2001年から2010年まで10年連続でモンドセレクション金賞を受賞した。
2007年から2010年は、最高位の特別金賞。
やさしいミルクの香りがする皮に白餡が包まれ、その白餡に練乳・バターが使われている。
HPでは「柔らかいしろ餡が舌の上でとろける博多の傑作まんじゅう 博多通りもん」と謳われる。
通りもん1私はミルク味もちょっと苦手である。
が、博多通りもんは食べられる。
抑制が利いており、開けた都会の「粋(すい)」が感じられる。
上品。

「博多じまん」は今回初めて買い求めた。
店頭の見本で心が動いた。
中が粒餡なのだ。
この粒餡は、良質の小豆に、てぼう豆(白いんげん豆)を加えて練りあげられた。
通りもん2自然な甘さとやさしい風味を醸し出す。
こちらもなかなかの人気商品らしい。
HPでは「博多の歴史をお菓子に託したお饅頭」と謳われる。
私は体が疲れていて糖分を欲していたこともあり、めちゃくちゃおいしく感じた。
好きだなぁ…。

明月堂では、博多通りもんの「おまんじゅう」と博多じまんの「お饅頭」を使い分けている?
通りもん3私は財団法人九州生産性本部など福岡にしばしば伺う。
その際、明月堂の関係者にお会いできる可能性がある。
思い切って質問をぶつけてみたい。
どうなんだっ!

                      ◇◆◇

通りもん4福岡・博多に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年8月19日「石原裕次郎が愛した隠れ家…タカクラホテル」はこちら。

⇒2010年5月26日「チャリンコホステス大増殖…博多中洲」はこちら。

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