NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
「てっぱん」が東日本大震災により1週間中断し、「おひさま」もその分だけ繰り下げてスタートした。

「おひさま」のヒロインは須藤陽子。
初回の放送では、安曇野でそば屋を営む現代の陽子・若尾文子、16歳の女学生の陽子・井上真央、10歳の少女の陽子・八木優希の3人が登場した。

現代の陽子は、東京から来た主婦の原口房子・斉藤由貴に自分史を語りはじめる。
昭和7年、10歳・・・。
陽子は心臓病の母の紘子・原田知世と最後のときを過ごすため、家族で東京から安曇野に移ってきた。
陽子はむろん、母の命が残りわずかと知らされていない。

「おひさま」は原口房子の問いに、現代の陽子が答える形で進行する。
必然的に、若尾文子はナレーター(ナレーション)を兼ねる。
現代のおもな登場人物はおそらく若尾文子と斉藤由貴が演じる二人だけだろう。

私は長野県伊那市で中学生時代の大半を過ごした。
「安曇野(あずみの)」という地名を知った。
また、これまでに幾度も耳にした。
美しい言葉であり、イメージが膨らむ。
伊那市から見て松本市のほうと思っていたが、実際にどこにあるか分からなかった。

「おひさま」の初回放送では、安曇野の自然がテレビ画面からあふれ出た。
草原というか花野というか、私はその美しさに感動した。
地味な白い花をつけた野草が一面に広がっている。
が、妻から「そば畑」と教えられた。
恥ずかしい・・・。
私は仕事に追われながらの視聴であり、ろくに見ていない、聞いていない。

いまグーグルマップで場所を確認した。
松本市から新潟県糸魚川市方面に少し北上した辺りだった。
JR大糸線沿いのかなり広範囲にわたるのでなかろうか。

◆書き加え1(5月12日)

安曇野は、かなで表記すると「あずみの」でなく「あづみの」だった。

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