きのうのブログ、「被災地ボランティア大学生を優先せよ…新卒採用」の続き・・・。

⇒2011年4月12日「被災地ボランティア大学生を優先せよ…新卒採用」はこちら。

私は、失うものが少ない大学生にこそ起業を勧める。
資本金は1円でよく、仲間数人と遊び感覚で挑むことだ。
そして、会社を続けてもよいし、就職活動(就活)で会社を売り込んでもよい。
つまり、仲間ごと採用してもらう。
その際には就職先からいくらか頂戴し、AOKI(アオキ)の「もてスリム」に充当する。
会社ごと買ってもらった場合には、入社後も仲間と好きなことを続けられるかもしれない。

新卒学生の就職志望(希望)企業人気ランキングを眺めていると、どうしてこんな会社が上位に名前を連ねているのか、しばしば不思議になる。
入ってほどなく、たいていは下り坂。
大手企業は簡単にリストラ(人員削減)、賃金カット(賃下げ)、年金減額を行う。
右肩下がりの経済下、縮小市場の今日、安定などどこにもない。
「会社は社員を守らない」。
経営コンサルタントとして多くの企業を見てきた私の結論である。

若者は自由に生きよ。
入った会社に合わせて働くのは窮屈かつ退屈である。
通勤電車もうんざり・・・。
学生は会社をポコポコ立ち上げよ。
自分が働きたい職場は自分でつくるしかない。
むろん、遣り甲斐も・・・。

以下に、「雇われない生き方の延長としての起業」と題する2009年12月28日のブログをそのまま収める。
「起業とはウンコである」と述べている。

                      ◇◆◇

会社をつくるのは、がっかりするほどたやすい。
登記さえ必要がない。
名刺を作成するのみ。

しかし、つくった会社を継続させるのは、さらに成功させるのは非常に難しい。
たいていは失敗する。
これは事実である。

とはいえ、会社をつくらないかぎり、失敗も味わえない。
まして成功にたどり着けない。
これも事実である。

起業を大げさに考え、起業を本気で案じる人は、前へ進めない。

例えば、会社や職場に対する不満をたびたび口にする。
その文句が自分を腐らせ、心身のエネルギーを奪う。
一生は台無し…。

ならば、会社に雇われない働き方の延長としての起業を試みたらよい。
それは生き方を変えること。
これだけでもわくわくする。

私にとり、「起業とはウンコである」。
それが言いすぎだとしたら、「起業とは排便である」。
同じかぁ。
自然な排泄欲求。
ちょっとトイレに行く感じ。
うまく出たり、ほとんど出なかったり…。

「起業とは作品である」。
真剣な表現欲求と思うと、結果として立ち止まってしまう。

MBAの授業、公的機関主催のセミナーなどで起業を学ぶ人は、たいてい起業に踏み切らない。
起業とは縁のなさそうな人が教えているせいか?

「下手の考え休むに似たり」。
何も考えないことだ。
「やってみなはれ」。
何も案じないことだ。

起業の知識は、起業の決断を鈍らせやすい。

以下は、MBAと起業に関する私の最近のブログ。
⇒2009年12月13日「日本を覆う閉塞感…MBA講師」はこちら。
⇒2009年12月19日「MBA教員・学生交流忘年会…六本木」はこちら。
⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗…MBA」はこちら。

                      ◇◆◇

起業に関するブログ(一部)は以下のとおり。

⇒2011年3月10日「営業マンこそ会社をつくろう…MBA起業講座」はこちら。

⇒2010年11月18日「私費で提案営業を学ぶ…『起業の教科書』に感動」はこちら。

⇒2010年7月27日「起業の教科書・正誤表…SBI/東洋経済」はこちら。

⇒2010年3月25日「知識と気づきの違い…MBA授業」はこちら。

⇒2009年12月28日「雇われない生き方の延長としての起業」はこちら。

⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗…MBA」はこちら。

⇒2009年12月19日「MBA教員・学生交流忘年会…六本木」はこちら。

⇒2009年12月13日「日本を覆う閉塞感…MBA講師」はこちら。

⇒2009年5月16日「雇用確保の大合唱」はこちら。

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