私は先日、みずほ銀行のシンクタンク「みずほ総合研究所」で営業セミナーの講師を務めた。
受講者から突出した評価を得て、毎年恒例の人気講座となっている。
ところが、今年は「東日本大震災」の影響をかなり受けた。
会場がさみしいのだ。
事務局に尋ねたら、他の営業セミナーはもっと深刻らしい。
私のセミナーは、これでも入り(集客)がいいほうとのこと。
リーマンショック後、そして震災後、営業セミナーの開催本数(演題と頻度)が激減している。
主催者は採算を取るのが難しく、講師は商売にするのが厳しい。

セミナーの概要は以下のとおり。

◇日程:2011年(平成23年)4月19日(火)
◇時間:午前10時〜午後5時
◇会場:みずほセミナールーム(東京・内幸町)
◆演題:収益伸長の決め手は「顧客志向」と「顧客理解」!
「提案営業」の考え方・進め方・生かし方
〜課題解決重視「案件育成営業」の急所をずばり指導!
◇対象:営業担当者、営業マネジャー、営業所長、営業部課長
◇講師:和田創研代表/営業再建屋 和田創(わだ・そう)
◇主催:みずほ総合研究所

セミナーパンフレットの案内文は以下のとおり。

日本は長期の市場縮小や幾多の景気後退が予想され、それなりの売り上げをつくるのも並大抵の苦労でありません。
当然ですが、成長期と成熟期、好況期と不況期では、営業方法は正反対になります。商品推奨営業から課題解決営業へ、御用聞き営業から案件育成営業へ、価格提示営業から価値提供営業へ。
本セミナーでは、経験と実績が豊富な講師が、これからの営業活動のあり方と押さえるべきツボを、ナマの事例を交えながら指導します。目からウロコの“新常識”ばかりです。
ついては、営業担当者が営業責任者や経営幹部と一緒に受講されるよう強くお勧めします。目標未達など結果を出せない最大の原因は、指導や管理が間違っているからです。

以上。
企業が絞って社員を送り込んできたせいか、当日はわりと年齢が高く、営業経験が長かった。
優秀な受講者が多かったので、私はやりやすかったし楽しかった。
大きな反響をいただいた。

終了時に早速、事務局から「営業管理者セミナー」を行ってほしいとの依頼を受けた。
私にとり新テーマである。
11月に開催する方向で調整を進めている。
私はこれを定番講座に育てたい。

さらに、来年度やはり新テーマで6〜8本の3時間講演を行えないかとの打診を受けた。
むろん挑戦は望むところだ。
頭の老化もいくらか遅らせることができる。
こちらも決まるかもしれない。
やはり定番講座に育てたい。

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