きょうから世間はゴールデンウィーク(GW)。
今年は日並びがよく、10連休の職場も珍しくないのだとか・・・。
そうでないとしても来週の月曜日と金曜日に有給休暇を取ればよい。
うらやましいかぎり。
貧乏暇なしの私は仕事がびっしり詰まっている。
新講演のコンテンツ作成に追われ、頭から湯気を立てている。
加齢でやせ細った髪の毛は立たない・・・。

さて、世界フィギュアスケート選手権2011(ロシア大会)。
いよいよ女子シングルが始まる。
きょうはショートプログラム、あすはフリースケーティング。

安藤美姫は今季、グランプリ(GP)ファイナルで5位になったほかはすべて表彰台の頂点に立った。
年末の全日本フィギュアスケート選手権で6年ぶりに優勝し、3度目の全日本女王となった。
世界フィギュアの前哨戦、2月の四大陸フィギュアスケート選手権でも優勝した。

絶好調!
とくにフリーはおおよそノーミスだ。
精神的に安定し、自分をしっかりとコントロールできるようになったことが主因か。
演技に以前のような波がない。

安藤美姫は今季、途中でSPを変更したり、フリーで基礎点が1割増しになる後半部分に5本のジャンプを組み込んだり、勝利への貪欲さが備わった。
とりわけ得意のジャンプを前面に押し出す姿勢が際立つ。
高さと距離、迫力が増した。
安藤美姫はスケーティングも素晴らしい。
中学1年生から佐藤信夫コーチにエッジワークやなめらかな滑りを叩き込まれた。
いま浅田真央と小塚崇彦を指導するコーチだ。
さらに、表現を磨き上げた。
女性らしさと円熟味が増した。
持ち前の力強さに美しさが加わり、いまや敵なし。

⇒2011年1月20日「安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅」はこちら。

世界フィギュアは開催場所がモスクワに変更され、開催時期が1カ月以上延期された。
本来なら緊張から解放されるオフシーズンに行われる。
安藤美姫は絶好調だっただけに、この間を非常に長く、かつつらく感じたのでないか。
長いシーズンを通じて集中力を途切れさせず、コンディションを保ちつづけるのは至難だ。
これが本番でどう出るか?

安藤美姫は浅田真央や村上佳菜子より先に現地(ロシア)入りした。
練習でキレのある連続ジャンプを難なく決めるなど、好調さを見せている。
4大会ぶりの制覇を目指す・・・。
どうか会心のガッツポーズを見せてほしい。

ところで、明鏡国語辞典によれば、ガッツは「気力。根性。」、ガッツポーズは「握りこぶしを突き上げて勝利の喜びなどを表す姿勢」。
広辞苑によれば、ガッツポーズは「試合に勝ったり物事がうまくいったりしたときに示す動作で、胸の前でこぶしを握ったり腕を頭上に突き上げたりするしぐさ」。

安藤美姫のガッツポーズは上品すぎる。
世界女王に返り咲いた暁には喜びを爆発させ、もっと下品にやってほしい。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・安藤美姫に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月25日「安藤美姫、世界王者返り咲きへ…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月22日「安藤美姫、ため息が出るほど美しく・・・」はこちら。

⇒2011年1月20日「安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅」はこちら。

⇒2011年1月18日「安藤美姫とニコライコーチ、ガッツポーズと涙」はこちら。

⇒2010年12月28日「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」はこちら。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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