私は、新聞はもちろんテレビからも遠ざかっており、世の中の出来事がよく分からない。
このブログで政治や選挙を取りあげたこともあるが、最近は怒りを通り越して呆れ返っている。
書く気にもならない。

菅直人首相。
その退陣を巡って民主党内のグループ(派閥)、そして与野党が駆け引きを繰り広げている。
首相の座に対する執着は並々ならぬものがある。
私は、菅直人が「原発廃止(脱原発)」を争点に衆議院の解散総選挙に打って出るとの噂を聞いた。

はたして8月の「原発解散」、9月の「原発選挙」は現実になるのか?
これが自身の“延命策”でしかないとしたら・・・。
東日本大震災の被災者、そして福島原発事故の被害者と関係者はどのような思いで、この時期の衆院解散総選挙を受け止めるだろう。

菅直人の頭のなかには、小泉純一郎の「郵政解散」による圧勝、長期政権がある。
露骨に二匹目のどじょうを狙っている。

菅直人は「脱原発」のカードなら勝てるという確信を持つに至ったせいか、このところやけに機嫌がいい。
しかし、有権者が菅直人に注ぐ目は非常に険しい。

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