NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
締め切りをたくさん抱える私は、人気漫画家並みに時間に追われている。
人気でなく、「忙しさ」の話…。
連日、自分との闘い。
仕事を頑張るのは当然として、日々どこまで睡眠を削れるかの勝負である。
お気に入りの「おひさま」はほとんど見られない。
この朝ドラを振り返り、脚本家の岡田惠和は見事だった。
戦争が終わり、視聴者にほっとした安心を与えたうえで戦争の悲惨さに切り込んだ。
朝ドラという特性を踏まえたストーリー展開に、私はなるほどと唸った。
岡田惠和が手がけるホームドラマのシナリオは実力が安定している。
朝ドラ50年(半世紀)の節目の作品に起用されたわけだ。
「おひさま」では、終戦から5年経ち(昭和25年)、松本の「丸庵」はようやく客に“本物のそば”を振る舞えるようになった。
そうだったのか・・・。
昭和26年生まれの私は戦後の状況がいくらか呑み込めた。
私が物心ついた昭和30年代初頭には、まだ貧しかったものの、白い飯を食えないということはなかった。
岡田惠和は庶民の幸せの描き方がうまい。
淡々というのでなく、ささいなこと、たわいないことを楽しく見せる手腕に感心させられる。
どうすれば視聴者の心をつかめるか、知り尽くしているようだ。
ムリに“事件”を仕込まなくても、ちゃんと引っ張っていける。
お茶の間に不安を感じさせたり、心配をかけたりしない。
岡田惠和が大切にする作法というか「流儀」なのだろう(私はこの朝ドラのほかの作品を知らない)。
視聴者は井上真央が演じる「須藤陽子(丸山陽子)」が成長するプロセスを温かい気持ちで見守れる。
岡田惠和のシナリオは「おひさま」の高視聴率に大きく寄与しているはずだ。
◇◆◇
朝ドラ「おひさま」と主演「井上真央」に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。
⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。
⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。
⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。
⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。
⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。
⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。
⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。
⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。
⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。
⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。
⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。
⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。
⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。
⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。
⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。
⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。
⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。
Copyright (c)2011 by Sou Wada
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締め切りをたくさん抱える私は、人気漫画家並みに時間に追われている。
人気でなく、「忙しさ」の話…。
連日、自分との闘い。
仕事を頑張るのは当然として、日々どこまで睡眠を削れるかの勝負である。
お気に入りの「おひさま」はほとんど見られない。
この朝ドラを振り返り、脚本家の岡田惠和は見事だった。
戦争が終わり、視聴者にほっとした安心を与えたうえで戦争の悲惨さに切り込んだ。
朝ドラという特性を踏まえたストーリー展開に、私はなるほどと唸った。
岡田惠和が手がけるホームドラマのシナリオは実力が安定している。
朝ドラ50年(半世紀)の節目の作品に起用されたわけだ。
「おひさま」では、終戦から5年経ち(昭和25年)、松本の「丸庵」はようやく客に“本物のそば”を振る舞えるようになった。
そうだったのか・・・。
昭和26年生まれの私は戦後の状況がいくらか呑み込めた。
私が物心ついた昭和30年代初頭には、まだ貧しかったものの、白い飯を食えないということはなかった。
岡田惠和は庶民の幸せの描き方がうまい。
淡々というのでなく、ささいなこと、たわいないことを楽しく見せる手腕に感心させられる。
どうすれば視聴者の心をつかめるか、知り尽くしているようだ。
ムリに“事件”を仕込まなくても、ちゃんと引っ張っていける。
お茶の間に不安を感じさせたり、心配をかけたりしない。
岡田惠和が大切にする作法というか「流儀」なのだろう(私はこの朝ドラのほかの作品を知らない)。
視聴者は井上真央が演じる「須藤陽子(丸山陽子)」が成長するプロセスを温かい気持ちで見守れる。
岡田惠和のシナリオは「おひさま」の高視聴率に大きく寄与しているはずだ。
◇◆◇
朝ドラ「おひさま」と主演「井上真央」に関するブログは以下のとおり。
⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。
⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。
⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。
⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。
⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。
⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。
⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。
⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。
⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。
⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。
⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。
⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。
⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。
⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。
⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。
⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。
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