NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
岡田惠和の脚本(シナリオ)がよくできている。
ヒロイン・丸山陽子役の井上真央、夫の丸山和成役の高良健吾が好演しており、おそらく「おひさま視聴率」は素晴らしい。

さて、二人が店を手伝う松本市のそば屋「丸庵」では、客を「おいでなさんし」という挨拶で迎えている。
「いらっしゃいませ」。
南北に延びる長野県では、地域により「方言」がかなり違うのか。
私は半世紀近く前に伊那市に2年半ほど暮らしたが、言葉は東京にわりと寄っていた(不確か)。
「いいじゃん」。
標準語と大きな差はなかった?

ところが、朝ドラ「おひさま」では、松本市は西のニュアンスがいくらか入っている。
先の「おいでなさんし」。
私は、方言に“品”のようなものを感じる。
おもてなしの気持ちが伝わってくる、いい言葉だ。

かたや、朝ドラでは、「うんまい」「〜だいね」もしばしば使われる。
私は不思議・・・。
言葉は生き物なのだろう。

余談ながら、私の生まれ故郷・新潟県直江津市(街中)も標準語にかなり近かった。
私はあちこちに移り住んだが、言葉にコンプレックスを持たずに済んだ。

「安曇野(あづみの)」は名前からしてとても美しい。
四方を山に囲まれた扇状地(?)に流れる水がきれいな土地柄である。
そこで、井上真央と高良健吾の夫婦が大切に育む「愛」は美しい。
丸庵の主(あるじ)が大切に打つそばはうんまい。
「おひさま」は心が洗われるドラマだいね・・・。

                      ◇◆◇

朝ドラ「おひさま」と主演「井上真央」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年8月24日「井上真央と高良健吾の呼吸…本物の夫婦のなごみ」はこちら。

⇒2011年8月22日「おひさま脚本家・岡田惠和、庶民の幸せを描く手腕に感心」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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