私はアシスタントに助けられながら、仕事の締め切りにぎりぎりで間に合わせる状態が続く・・・。
この先も10カ月くらいは新テーマの講演やセミナーのコンテンツの作成に追われる。

さて、私が暮らす横浜・港北ニュータウンの大規模団地。
渋谷・松涛から引っ越してきて、かれこれ14年になる。
その分だけ住民の高齢化が進んだ。
また、日本経済の凋落、国民生活の衰弱が進んだ。
平たく言うと、団地住民の暮らしぶりが貧しくなった。

例えば、車検時に新車へ買い替えを行わなくなった。
マイカーの使用年数が大幅に伸びた。
当初、駐車場には競うようにピカピカのエルグランドなどの大型1BOX、ベンツやBMWなどの高級輸入車が並んでいた。
その姿がほとんど消えた。
さらに、かつては見かけなかった中古車のマイカーが劇的に増えた。
洗車もしていないのか汚れが目立ち、補修もしていないのか傷が目立つ。
クルマがすっかりくたびれている。

私がもっとも感じたのは、粗大ごみ(粗大ゴミ)が数年前から、とくに2年程の間に様変わりしたことだ。
かつて、買ったばかりとしか思えないそれなりの家具や家電製品がポンポン出されていた。
どうかすると、わが家のそれよりもいい状態である。

この話を妻にしたところ、やはり気づいていた。
「ここまで使い込むとは信じられないといった、ボロボロの家財道具などが出されている」という。
環境保護の観点では、とても好ましいことだ。
が、素直に喜んでいいのか、複雑な気持ちである・・・。

庶民は所得の減少、生活水準の低下に限界近くまで耐えている。
この現実を政治家は知っているのか。
経済の立て直しをできなければ近い将来、日本国民の多くは極貧に陥る。

Copyright (c)2011 by Sou Wada

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