フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第5戦フランス杯(フランス大会)が行われる。
男女とも18日はショートプログラム(SP)、19日はフリースケーティング(FS)。
GPシリーズ上位6選手によるグランプリファイナル2011(GPファイナル2011)への出場権争いも激しさを増す。
こちらは12月8〜11日にカナダで開催される。

村上佳菜子はGPシリーズ初戦の中国杯(中国大会)で精彩を欠き、自己ワーストの6位に終わった。
SP4位から巻き返しを狙ったが、フリーでジャンプのミスを重ねた。
表現面でいくらか収穫を得られたが、技術面でライバルに大差をつけられた。
GPファイナルへの進出は絶望的な状況…。
彼女から天真爛漫な笑みが消えた。

村上佳菜子は山田満知子コーチの指導のもと、困難なプログラムを組んだ。
あえて苦手なジャンプと大人の表現を取り入れた。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)への出場を目指し、ステップアップに打ち込む。
二人はむろん本気なのだ。

村上佳菜子はジュニアからシニアへ転向した昨季、無我夢中で滑った。
実際、1戦ごとに著しい成長を見せた。
本人もやっていけるという手応えをつかんだ。

2季目は自身の課題も徐々にはっきりし、その克服を意識するようになった。
競技(試合)の怖さも少し分かった。
また、得点や順位に対する欲が強くなる。
いろいろ考える分、演技に勢いや思い切りのよさが影をひそめる可能性がある。
いったん“小休止”に入るのかもしれない。
私は天性の明るさで乗り切ってくれると考えている。

村上佳菜子は11月7日に17歳の誕生日を迎えた。
本人は一つ大人になったので落ち着いて演技したいと心機一転を誓った。

海外勢はGPファイナル進出を決めているイタリアのカロリナ・コストナーが3戦目に臨む。
また、スケートアメリカ(アメリカ大会)優勝のアメリカのアリッサ・シズニー、スケートカナダ(カナダ大会)優勝のロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワが出場する。

                       ◇

織田信成は中国杯で2位に入り、優勝すれば無条件で、2位でも他選手の順位次第でGPファイナル進出が決まる。
17日の公式練習では4回転ジャンプを成功させた。
が、けがの影響を考慮し、回避するはずだ。
中国杯で取りこぼしたスピンやステップを修正し、演技の完成度で勝負する。

海外勢はスケートカナダ(カナダ大会)優勝のカナダのパトリック・チャン、スケートアメリカ(アメリカ大会)優勝のチェコのミハル・ブレジナが出場する。

                      ◇◆◇

村上佳菜子に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月25日「村上佳菜子はひょっとして…世界フィギュア」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

Copyright (c)2011 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!