きのうのブログ「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」に続いて・・・。
⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
ファッションデザイナーの草分け・小篠綾子(こしの・あやこ)の岸和田だんじり祭のような猪突猛進の人生を描く。
彼女にとり運命的な出合いとなったミシンが高速で回転するオープニングが秀逸である。
⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。
先週の放送は、昭和29年〜33年まで一気に進んだ。
尾野真千子が演じるヒロイン・小原糸子は40代に入っている。
改装されたオハラ洋装店ですでにファッションショーが行われていた。
長女・小原優子(コシノヒロコ・新山千春)は優等生。
それに対し、次女・小原直子(コシノジュンコ・川崎亜沙美)と三女・小原聡子(コシノミチコ・村崎真彩)は劣等生。
妹二人の通知簿(通知表)は1と2ばかり。
記憶が曖昧だが、聡子は体育だけは5。
テニスが得意で、いいところまでいったようだ。
それを楽しそうに眺める糸子は、やはり3人の子ども(女・男・男)の通知表を眺める私自身に重なる。
「どうせならオール1を取ってほしい」。
私は弟二人のそれを見てそう思った。
本人を前に口にしたかもしれない。
ちなみに、姉は普通より悪い程度。
⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。
糸子が優子の東京の美大進学志望に対して取った態度は立派だった。
最大の難敵として人生(職業人生)の行く手に立ち塞がった。
親が子に厳しくしたところで高が知れている。
せいぜい突っぱねるくらい。
世間はその十倍、百倍厳しい。
頑張っても認められないのが普通である。
人が働き、生きることは戦争だ。
さらに、成長しつつある兄弟(姉妹)が互いの最大のライバルになっていた。
なかでも長女と次女は激しい火花を散らす。
直子の優子に対する負けん気は尋常でない。
劣等感の裏返しか・・・。
結局、優子は大阪の洋裁専門学校に進んだ。
が、スタイル画の才能が東京の原口猛(塚本晋也)に認められ、そちらの洋装専門学校で学ぶことになった。
直子は不機嫌を隠さない。
垢抜けたセンスを身につけた優子は家業を継ぐ決意を固めた。
後日、優子が師事する原口が岸和田の小原家をぶらっと訪れた。
その際に直子の絵に目が留まり、才能を感じた。
原口と直子は会話が弾み、夜を徹した。
東京に戻る原口を見送った直後、直子は優子と同じ先生に学ぶ決意を母に伝えた。
優子が岸和田に戻った際、東京で直子と一緒に暮らすことを断固拒んだ。
これまでずっと優位に立っていたのに、二人の関係が逆転した。
優子は直子の才能を見抜き、ひそかに恐れていたのだった。
きのうのブログで、小原ハルが小原善作をつくり、小原善作が小原糸子をつくり、小原糸子がコシノ三姉妹をつくったと述べた。
加えて、兄弟の猛烈なライバル心がコシノ三姉妹をつくった。
世の中で活躍する人が誕生するには、土壌や背景がかならずある。
余談。
一生身分を保証された教師が、世間の荒波を乗り越えていかなければならない生徒を育てられると考えにくい。
人が働き、生きるうえで重要なのはたくましさである。
制度改革が必須だ。
◇◆◇
尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。
⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。
⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。
⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。
⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。
⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。
⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。
⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。
⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。
⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。
⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。
⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。
⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。
⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。
⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。
⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。
⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。
⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。
⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。
⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。
⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。
⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。
⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。
⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。
⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。
⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。
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先週の放送は、昭和29年〜33年まで一気に進んだ。
尾野真千子が演じるヒロイン・小原糸子は40代に入っている。
改装されたオハラ洋装店ですでにファッションショーが行われていた。
長女・小原優子(コシノヒロコ・新山千春)は優等生。
それに対し、次女・小原直子(コシノジュンコ・川崎亜沙美)と三女・小原聡子(コシノミチコ・村崎真彩)は劣等生。
妹二人の通知簿(通知表)は1と2ばかり。
記憶が曖昧だが、聡子は体育だけは5。
テニスが得意で、いいところまでいったようだ。
それを楽しそうに眺める糸子は、やはり3人の子ども(女・男・男)の通知表を眺める私自身に重なる。
「どうせならオール1を取ってほしい」。
私は弟二人のそれを見てそう思った。
本人を前に口にしたかもしれない。
ちなみに、姉は普通より悪い程度。
⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。
糸子が優子の東京の美大進学志望に対して取った態度は立派だった。
最大の難敵として人生(職業人生)の行く手に立ち塞がった。
親が子に厳しくしたところで高が知れている。
せいぜい突っぱねるくらい。
世間はその十倍、百倍厳しい。
頑張っても認められないのが普通である。
人が働き、生きることは戦争だ。
さらに、成長しつつある兄弟(姉妹)が互いの最大のライバルになっていた。
なかでも長女と次女は激しい火花を散らす。
直子の優子に対する負けん気は尋常でない。
劣等感の裏返しか・・・。
結局、優子は大阪の洋裁専門学校に進んだ。
が、スタイル画の才能が東京の原口猛(塚本晋也)に認められ、そちらの洋装専門学校で学ぶことになった。
直子は不機嫌を隠さない。
垢抜けたセンスを身につけた優子は家業を継ぐ決意を固めた。
後日、優子が師事する原口が岸和田の小原家をぶらっと訪れた。
その際に直子の絵に目が留まり、才能を感じた。
原口と直子は会話が弾み、夜を徹した。
東京に戻る原口を見送った直後、直子は優子と同じ先生に学ぶ決意を母に伝えた。
優子が岸和田に戻った際、東京で直子と一緒に暮らすことを断固拒んだ。
これまでずっと優位に立っていたのに、二人の関係が逆転した。
優子は直子の才能を見抜き、ひそかに恐れていたのだった。
きのうのブログで、小原ハルが小原善作をつくり、小原善作が小原糸子をつくり、小原糸子がコシノ三姉妹をつくったと述べた。
加えて、兄弟の猛烈なライバル心がコシノ三姉妹をつくった。
世の中で活躍する人が誕生するには、土壌や背景がかならずある。
余談。
一生身分を保証された教師が、世間の荒波を乗り越えていかなければならない生徒を育てられると考えにくい。
人が働き、生きるうえで重要なのはたくましさである。
制度改革が必須だ。
◇◆◇
尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。
⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。
⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。
⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。
⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。
⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。
⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。
⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。
⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。
⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。
⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。
⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。
⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。
⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。
⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。
⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。
⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。
⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。
⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。
⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。
⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。
⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。
⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。
⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。
⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。
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