きのうのブログ「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」に続いて・・・。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

私が市販本を出さなかったのは、印税収入よりも販売収入のほうが大きいと考えたからだけでない。
市販本は売れたとしても、購入者が分からないからだ。
直接販売では、商品が揃うにつれて購入者の詳細な情報が蓄積されていく。
それを活用することで企業での講演や研修、コンサルティングの受託、セミナーや教材の販売につなげられる可能性が高まる。

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昨今の営業セミナーの集客不振を踏まえ、私は「営業本を今年中に出す」という約束をセミナー会社数社と交わした。

書名は「営業は常識を疑い、真逆にかじを取りなさい」、サブタイトルは「真逆営業のすすめ」。
私がとくにお世話になっているSMBCコンサルティング教育事業部の山口伸一部長が私の講演会につけてくれた演題をそのまま用いる。
すでに許可を得ている。
最終的には出版社との話し合いで書名が決まる。

内容は、過去の営業の全否定。
営業の考え方も進め方もやり方も何もかも一切を引っ繰り返す。
ゆえに、営業に命令してきた社長、営業に指示してきた管理者、営業に奔走してきた営業マンの全否定になる。
さらに、営業を指導してきた講師やインストラクター、トレーナーの全否定になる。

「はじめに」の書き出しは、「本書は、日本の営業への宣戦布告である。」と決めている。
なるべく10月をメドに刊行したい。
約束は破るためにあるという気持ちがないわけでないが、そうもいかないだろう。

なお、原稿が完成したら、経済・ビジネス図書の出版社でなく一般図書の出版社に営業活動をかけてみたい。
大手もいいが、有名人でなくても大切にしてくれる中堅もいい。
そのときになってみないと、自分がどう動くか分からない。
引き受けてくれる出版社を探すのが、私にとり大きな楽しみである。
それが決定するまでの“わくわく感”が好きだ。

私はこれまで売れる本を出すことを目的に執筆に臨んだことがない。
しかし、今回は違う。
内容は、突出した評価を得ている講演のコンテンツ(中身)であり、しかもあえて市販本にする。
ならば、「ベストセラー」を狙う。
内容はビジネス、しかも営業なので、部数は知れている。
それでも最低10万部を目標にしたい。

なお、私が意気込んだところで売れると限らない。
ランキングにしばしば登場する一握りの著者を除き、だれも読者をつかむコツが分かっていない。
私もさっぱり・・・。

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新発売の営業研修教材などに関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2012年2月8日「営業コンサルタントは本を出したらお仕舞いだ」はこちら。

⇒2012年2月7日「営業は成績不振に悩み、社長は目標未達に苦しむ」はこちら。

⇒2012年2月6日「営業セミナーの集客がひどい…主催者も講師も悲鳴!」はこちら。

⇒2012年2月3日「トップ向け営業セミナー、圧倒的評価で次回開催が決定」はこちら。

⇒2012年1月30日「提案営業研修教材キット発売…自前教育が可能」はこちら。

⇒2012年1月26日「社長と幹部の営業活動…丸の内経営サロン講演会開催」はこちら。

⇒2012年1月25日「社長の営業活動…和田創最新刊【営業バイブル】新発売!」はこちら。

⇒2012年1月24日「営業管理者研修教材キット…教育予算圧縮&研修効果向上」はこちら。

                      ◇◆◇

著作権侵害に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2010年11月22日「『提案営業』著作権侵害につきまして」はこちら。

⇒2010年12月7日「著作権侵害の温床は企業研修(社員教育)」はこちら。

⇒2010年12月8日「著作権侵害、常習犯の手口…社員教育担当者」はこちら。

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