おとといのブログ「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」、きのうのブログ「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い」に続いて・・・。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

堀北真希主演の「梅ちゃん先生」。
急速な戦後復興、経済成長の時代、東京・蒲田でヒロイン・下村梅子が住民の命を守る町医者を目指すフィクションだ。

さて、私の目が「梅ちゃん先生」に慣れてきたのか。
それとも、尾野真千子主演の「カーネーション」の印象が薄れてきたのか。
それとも、スタッフやキャストの意思疎通と連携が取れてきたのか。
初めて見たときのひどい違和感が消えつつある。
私は、新しい環境へのしなやかな順応力を持つ(自画自賛)。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は出来がいいとは決して思えない。
しかし、視聴率がいい。
それだけでなく、視聴者の満足度調査では、高い結果が出ている。
主演を含むキャストもかなりの評価を得ている。
私には赤の他人の寄せ集めとしか映らない「下村家」の家族に対する評価も・・・。
これは意外だ。

ただし、脚本(シナリオ)は様子見という評価に留まった。
テーマ性が伝わってこないので当然だ。
それでも今後の展開に大勢が期待を寄せている。
「梅ちゃん先生」は希望を持てるストーリーなのだろう。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

朝ドラは、一日の始まりに明るさと元気をいくらかもらえれば十分と考える視聴者が少なくない。
私のFacebookの友達は、尾野真千子主演の「カーネーション」のように激しく心を揺さぶられると、日常の生活に支障を来すと述べていた。
友達はそれくらい、のめり込んだ。
大方は多忙な時間帯に、ちょっとあたたかい気持ち、しあわせな気分になれると満たされる。

「カーネーション」は朝ドラ史上の最高傑作だった。
通常のドラマとして眺めても凄い。
さらに、「芸術性」が際立っていた。
見事な出来に、私はほれぼれした。
が、これは異例というか、異常といえる。
もう一度言う、「芸術作品」。

朝ドラはドラマチックでなくてもよいし、名作でなくてもよいのだ。
普通が一番!
「カーネーション」が終わり、平和が戻った。
日本の朝を引っかき回した尾野真千子からバトンを受け取った堀北真希は日本の朝を穏やかにした。
素晴らしい!!!(特別に3個)

私はそう頭を切り替えることにした。
都合がつけば見ようと思っている「梅ちゃん先生」をけなすことはナンセンスだ。
皆、いやならチャネルを変える権利を有する。
私は横浜在住の小うるさい「朝ドラ評論家」として食べていきたいわけでない。
ゆえに、積極的に面白さを見出していく(つもり)。
あすから豹変して堀北真希主演の「梅ちゃん先生」をほめる(つもり)。
なぜなら、私は君子だからだ。
参ったかっ!

しかし、「梅ちゃん先生」の終わり方が気に入らない。
視聴者を翌日(次回)の放送に引っ張ろうとする作意が強すぎる。
演出が姑息だ。
やめてくれ!

「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督によれば、堀北真希はストイックな性格らしい。
追い詰められるほど、新しい側面(魅力)が出てくるとのこと。

そのせいか、堀北真希はあすついにドラム缶風呂に放り込まれる。
が、「R−18」の指定はなされない。
私の希望に反し、健全なシーンのようだ。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

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