NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
脚本家・尾崎将也が書き下ろしたオリジナル。
堀北真希が医者を目指すヒロイン・下村梅子を演じる。
うぶで清潔なイメージをよく出しており、当時の乙女の姿と重なる。
といっても、昭和26年(1951年)生まれの私は実際に見たわけでない。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は制作陣(東京制作局)の開き直りみたいな作品である。
内容がないのに講釈が多い。
台詞(せりふ)も、語り(ナレーション)も…。
脚本(シナリオ)のばかばかしさからくる演技のわざとらしさが持ち味であり、魅力になっている。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

豊富な実績を持つ役者が少なくないが、皆申し合わせたように下手な演技を行っている。
演出の意向か。
どこか素人の演劇に通じ、ほほえましい。
視聴者につくりものとしてのドラマを安心して楽しんでもらおうとの趣旨だろう。

朝ドラ「梅ちゃん先生」はかたいことを言わなければ、それなりに面白い。
視聴率が高いのもうなずける。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

                       ◇

さて、下村梅子は5月、医学生として第一歩を踏み出した。
同じ班になった級友に、合格を教えてくれた沢田弥生(徳永えり)がいた。
ほかに、病院の一人娘の須藤雪子(黒川智花)、夫が戦死して幼い娘を育てる瀬川典子(西原亜希)、無口な園田江美(白鳥久美子)がいる。
今後の展開を盛り上げる狙いか、5人は不ぞろいだ。
よくぞここまでというくらい凸凹(デコボコ)である。

なお、無口な園田江美がついに口を開いた。
視聴者の度肝を抜く秋田訛り(なまり)。
そもそも白鳥久美子という本名(芸名)は本人のイメージと別次元・・・。
やはり朝ドラ「梅ちゃん先生」はたわいない。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

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