きのうのブログ「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」に続いて・・・。

NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
私は、名作の「カーネーション」の後だけに「梅ちゃん先生」の不出来が引っかかる。
しかし、朝ドラのつくり方に正解はなく、まして一つでない。
その多様性が半世紀を超える朝ドラの歴史をつくり、朝ドラのファンを育んできた。
いろいろな作品があるから、視聴者が飽きずに楽しめる。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

味がいまいちなのに、客でにぎわう・・・。
朝ドラ「梅ちゃん先生」は、売り上げの足りない大衆食堂が苦し紛れに思いつきで日替わり定食を出している風情である。
やっていることがちぐはぐだ。
ところが、わけの分からないメニューを楽しみにして通う常連客が少なくない。

見逃しても悔いが残らない「梅ちゃん先生」のたわいなさが広範な人気を呼んでいる。
その結果の高視聴率でなかろうか。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は瓦礫のオープンセットみたいに、ずたずた、がたがたである。
登場人物は台本を手に持ちながら読んでいるようだ。
噛み合わず、つながらない。
ほころびばかりが目立つ。

「人心の再生」が作品全体を通じたテーマか。

「梅ちゃん先生」は細部のリアリティを拒む、実験的な演出を行う?
やけに不自然さと違和感が強調されている。
制作陣は視聴者がおおらかな気持ちでこの朝ドラに接することを求めているのかもしれない。
不可解ななぞに満ちた作品だ。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

迷作の「梅ちゃん先生」。
堅固な世界を持つ「カーネーション」と対極である。
私はこの朝ドラの今後がとても楽しみになってきた。
素人芝居は何が起こるか分からない。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

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