私は講演と研修、セミナーが続き、激しい腰痛と背筋痛と闘いながら、ホテル暮らしを続けている。
5月頃から思い切った食事制限を始め、腹回りの脂肪がだいぶ落ちた。
ところが、クライアントや主催者が立派な宿泊先を取ってくれるおかげで、脂肪が目立つようになった。
かなり気をつけているつもりでも食べすぎてしまう。
また、先方との会食では、あまり残すわけにいかない。
このところ体が急に重くなった・・・。
◇
NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
ヒロインは下村梅子。
堀北真希のほんわかとした素朴な演技が朝ドラファンの大人気を博している。
どこか頼りない彼女(ヒロイン)を応援したいと思う老若男女が多いのだろう。
「梅ちゃん先生」は放送当初から素晴らしい視聴率を刻んできた。
⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。
若い女優にとり朝ドラは憧れの舞台であり、その主演は大役である。
堀北真希は実績が豊富とはいえ、それほどパッとした存在でない。
「梅ちゃん先生」の大成功は今後の自信につながったはずだ。
その「梅ちゃん先生」の4月2日〜6月13日の平均視聴率がついに20.0%に到達した(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
4月2日の初回に18.5%、4月4日の第3回に20.0%を記録した。
朝ドラは、2003年前期の中越典子主演「こころ」が21.3%を記録したのを最後に、平均視聴率が20%を割り込んでいる。
「梅ちゃん先生」は9年振りに20%超えの偉業(?)を成し遂げるかもしれない。
⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。
朝ドラ過去4作品の平均視聴率は、以下のとおり(いずれもビデオリサーチ調べ。関東地区)。
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」が18.6%。
瀧本美織主演「てっぱん」が17.2%。
井上真央主演「おひさま」が18.8%。
尾野真千子主演「カーネーション」が19.1%。
堀北真希主演「梅ちゃん先生」の6月13日までの平均視聴率がいかに絶好調か分かる。
朝ドラは一日の始まり、せわしない時間帯に流れる。
見る人にいくらかでも明るく幸せな気分を届けられれば十分。
「梅ちゃん先生」では、下村梅子と彼女を取り巻く人々のおおらかな暮らしやたわいないやり取りが繰り返されながら、皆が少しずつ前へ進んでいる。
そもそも私たちの毎日は平板だ。
ドラマはめったに起こらない。
この朝ドラは東日本大震災復興支援プロジェクトの一環であり、安心感が持ち味、魅力となっている。
また、「梅ちゃん先生」は学芸会並みの素人芝居が受けている。
個々の演技はつたなく、全体のまとまりは欠ける。
すきだらけの出来が視聴者をなごませる。
プロの手腕や技巧は、視聴者に緊張を強いる。
「梅ちゃん先生」は朝刊の四コマ漫画に触れる感覚で楽しめる。
完成度の高い作品をありがたく受け止めるのでなく、視聴者がはらはらしたり失笑したりしながら関わりを持てる作風が「梅ちゃん先生」の高視聴率の主因でないか。
自分も制作に入り込めそうな錯覚に陥る。
たかが視聴率だが、それを上げるのは朝ドラに限らず至難である。
視聴率が取れないから番組は終了する、シリーズに発展しない。
制作陣は知恵を絞って「梅ちゃん先生」をつくっている。
マイナスの評価を含め、インターネットでの情報の流通を計算に織り込んでいる?
相当したたかなのは間違いない。
一般に、行う(つくる)人は、見る人の百倍や千倍は考えている。
私は、出演者を含め、すべての関係者にかん口令が敷かれているように思う。
番組公式サイトにも「梅ちゃん先生」を読み解くヒントは載っていない。
表向きのメッセージに留まり、制作陣は手の内を明かしていない。
私は、松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」や尾野真千子主演「カーネーション」のように堀北真希主演「梅ちゃん先生」を毎日見たいと思わない。
が、実際には、「ゲゲゲの女房」も「カーネーション」も見られる日にしか見ていない。
となると、「梅ちゃん先生」と同じだ。
◇
・・・こんなことを言ってしまってよいのか。
「梅ちゃん先生」の制作陣(?)は意地悪だ。
見たくなければ見るなという開き直りが凄い。
とりわけ一部の視聴者を寄せつけない。
つくりは保守的どころか挑発的といえる。
私などは自分が試されている気分になる。
だれかの精神力が強靭なのだろう。
◇◆◇
堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。
⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。
⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。
⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。
⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。
⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。
⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。
⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。
⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。
⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。
⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。
⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。
⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。
⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。
⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。
⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。
⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。
⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。
⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。
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また、先方との会食では、あまり残すわけにいかない。
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◇
NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
ヒロインは下村梅子。
堀北真希のほんわかとした素朴な演技が朝ドラファンの大人気を博している。
どこか頼りない彼女(ヒロイン)を応援したいと思う老若男女が多いのだろう。
「梅ちゃん先生」は放送当初から素晴らしい視聴率を刻んできた。
⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。
若い女優にとり朝ドラは憧れの舞台であり、その主演は大役である。
堀北真希は実績が豊富とはいえ、それほどパッとした存在でない。
「梅ちゃん先生」の大成功は今後の自信につながったはずだ。
その「梅ちゃん先生」の4月2日〜6月13日の平均視聴率がついに20.0%に到達した(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
4月2日の初回に18.5%、4月4日の第3回に20.0%を記録した。
朝ドラは、2003年前期の中越典子主演「こころ」が21.3%を記録したのを最後に、平均視聴率が20%を割り込んでいる。
「梅ちゃん先生」は9年振りに20%超えの偉業(?)を成し遂げるかもしれない。
⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。
朝ドラ過去4作品の平均視聴率は、以下のとおり(いずれもビデオリサーチ調べ。関東地区)。
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」が18.6%。
瀧本美織主演「てっぱん」が17.2%。
井上真央主演「おひさま」が18.8%。
尾野真千子主演「カーネーション」が19.1%。
堀北真希主演「梅ちゃん先生」の6月13日までの平均視聴率がいかに絶好調か分かる。
朝ドラは一日の始まり、せわしない時間帯に流れる。
見る人にいくらかでも明るく幸せな気分を届けられれば十分。
「梅ちゃん先生」では、下村梅子と彼女を取り巻く人々のおおらかな暮らしやたわいないやり取りが繰り返されながら、皆が少しずつ前へ進んでいる。
そもそも私たちの毎日は平板だ。
ドラマはめったに起こらない。
この朝ドラは東日本大震災復興支援プロジェクトの一環であり、安心感が持ち味、魅力となっている。
また、「梅ちゃん先生」は学芸会並みの素人芝居が受けている。
個々の演技はつたなく、全体のまとまりは欠ける。
すきだらけの出来が視聴者をなごませる。
プロの手腕や技巧は、視聴者に緊張を強いる。
「梅ちゃん先生」は朝刊の四コマ漫画に触れる感覚で楽しめる。
完成度の高い作品をありがたく受け止めるのでなく、視聴者がはらはらしたり失笑したりしながら関わりを持てる作風が「梅ちゃん先生」の高視聴率の主因でないか。
自分も制作に入り込めそうな錯覚に陥る。
たかが視聴率だが、それを上げるのは朝ドラに限らず至難である。
視聴率が取れないから番組は終了する、シリーズに発展しない。
制作陣は知恵を絞って「梅ちゃん先生」をつくっている。
マイナスの評価を含め、インターネットでの情報の流通を計算に織り込んでいる?
相当したたかなのは間違いない。
一般に、行う(つくる)人は、見る人の百倍や千倍は考えている。
私は、出演者を含め、すべての関係者にかん口令が敷かれているように思う。
番組公式サイトにも「梅ちゃん先生」を読み解くヒントは載っていない。
表向きのメッセージに留まり、制作陣は手の内を明かしていない。
私は、松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」や尾野真千子主演「カーネーション」のように堀北真希主演「梅ちゃん先生」を毎日見たいと思わない。
が、実際には、「ゲゲゲの女房」も「カーネーション」も見られる日にしか見ていない。
となると、「梅ちゃん先生」と同じだ。
◇
・・・こんなことを言ってしまってよいのか。
「梅ちゃん先生」の制作陣(?)は意地悪だ。
見たくなければ見るなという開き直りが凄い。
とりわけ一部の視聴者を寄せつけない。
つくりは保守的どころか挑発的といえる。
私などは自分が試されている気分になる。
だれかの精神力が強靭なのだろう。
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堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。
⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。
⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。
⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。
⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。
⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。
⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。
⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。
⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。
⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。
⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。
⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。
⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。
⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。
⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。
⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。
⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。
⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。
⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。
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