連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
私が4月下旬に記したメモが残っていたので、それを仕上げてアップした。

先日のブログで、朝ドラ「梅ちゃん先生」は主題歌がいただけないと述べた。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

さらに、後日のブログで、オープニング映像(タイトルバック)もいただけないと述べた。

⇒2012年6月20日「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」はこちら。

きょうのブログは、これに続いて・・・。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は演出と演技、主題歌と同様、オープニング映像も違和感が大きい。
確か、毎日少しずつ変化が施されている。
制作費も膨らむわけで、それにどれくらいの価値があるのか。
また、タイトルバックは、ドラマとはともかく、主題歌とはミスマッチがひどい。

「梅ちゃん先生」は、何人かのおたくがそれぞれの思い入れでつくったという仕上がりである。
素人は自分が受け持つパートにのめり込み、どうでもよいところに惜しげなくエネルギーを注ぐ。
作品の総体を高めるよりも、個々の腕を振るうほうが優先される。
職人は面子(めんつ)にこだわる。
放送がスタートして間もない頃、南果歩が演じる母・下村芳子が浮きあがるほど輝いていると感じたが、メイクが最高の顔を描いた結果だ。

「梅ちゃん先生」は、山本高樹のジオラマにしろ、SMAPの主題歌にしろ、朝ドラを構成する要素の一つひとつは決して出来が悪くない。
なのに、てんでんばらばらであり、空中分解の状態・・・。
私はわけの分からない素人芝居を見せられている気分になる。

腹の座ったプロデューサーがこうしたまとまりのなさを目指した。
失敗の許されない看板番組の朝ドラとしては、前例のない実験でなかろうか。
「梅ちゃん先生」は大胆!
女の肝っ玉は男の肝っ玉の十倍、百倍はすごい。
男は重箱の隅をつついて得意になる。

「梅ちゃん先生」はつたなさをちりばめる作風が大成功し、妙な面白さ、新鮮な魅力を持つに至った。
過去4作品をしのぐ高視聴率は、この朝ドラの圧倒的な人気と評価を物語る。
主演・堀北真希はもちろん、脇を固めるベテランなどの役者はいずれも熱演である。
皆、新人みたいにぎこちない。
通常はうまい演技を求められるはずだ。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

・・・東日本大震災復興支援プロジェクトの一環と位置づけられた「梅ちゃん先生」。
どこまでもおおらかである。

                       ◇

公式サイトで知ったが、「連続テレビ小説『梅ちゃん先生』番組展」が行われている。
番組紹介パネルや衣装のほか、タイトルバック撮影用に制作されたジオラマ、メイキング映像などを楽しめる。

■東京・蒲田
◇会期/5月30日(水)〜7月20日(金)
◇会場/大田区民ホール・アプリコ1階
◇入場料/無料

■東京・日本橋
◇会期/7月24日(火)〜7月30日(月)
◇会場/日本橋眦膕娃験
◇入場料/無料

私は山本高樹がつくった「梅ちゃん先生」のジオラマにおおいに惹かれるが、きっと行けない。
素晴らしい作品でなかろうか。

以下に、「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」と題する2012年6月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
私が4月下旬に記したメモが残っていたので、それを仕上げてアップした。

先日のブログで、朝ドラ「梅ちゃん先生」は主題歌がいただけないと述べた。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

実は、オープニング映像(タイトルバック)もいただけない。
山本高樹の制作。
趣味でジオラマをつくっていた人に何かの拍子でお呼びがかかったという印象・・・。

この朝ドラのタイトルバックでは、デジタルの時代にアナログにこだわった。
遠い記憶のなかに押しやられた昭和(30年代)の街並みと人々のぬくもりを呼び覚ます。
そのなかを梅ちゃん先生が往診したりする。

山本高樹は東京・下町の情景、そして生活感を大切にした。
ジオラマを用いたオープニング映像の撮影では昭和の雰囲気を醸し出したいと、1950年代のレンズで撮影した周辺がぼやけたカットをかなり取り入れている。
映像の撮影・合成・加工は西尾巧。

朝ドラ「梅ちゃん先生」のジオラマが展示されたようで、大変な人気を博した。
入念につくり込まれた現物を見ると、間違いなく感動を覚えるだろう。
それくらい完成度が高い。

山本高樹は以前、永井荷風「墨東奇譚」(墨東は略字)の世界をジオラマで再現した。
昭和20年の東京大空襲で失われた、現在の墨田区東向島(旧寺島町)、俗称「玉の井」である。
私は東京都立墨田川高等学校(七校)に在籍しており、幾度か界隈を通った。
また、永井荷風「墨東奇譚」が好きで、それがきっかけとなりFacebookに記したとおり吉行淳之介の作品群を愛読した。
後者は若い頃、初版本をほとんど持っていた。

なお、山本高樹ジオラマ作品集「昭和幻風景」という大型本が大日本絵画より5月下旬に発売された。
日本の原風景を結晶させた、心にしみ入るミニチュア作品を多数収録している。
最新作の「梅ちゃん先生」のジオラマも掲載している。

私がオープニング映像に疑問を感じるのは、SMAPの主題歌「さかさまの空」とまったくマッチしていないことだ。
続きは、あさってのブログ「堀北真希・梅ちゃん先生…空中分解の状態」で・・・。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。

⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。

⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。

⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。

⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。

⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

⇒2012年6月20日「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」はこちら。

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