NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
視聴率が絶好調であり、彼女の大ヒット作となった。

⇒2012年7月6日「梅ちゃん先生視聴率…朝ドラファンを虜にする面白さ」はこちら。

医専(医学専門学校)の同級生の一人、澤田弥生(徳永えり)は下村梅子と同じ帝都大学医学部附属病院の内科にインターンとして務めていた。
私は同級生がちりぢりになったと思い込んでいた。

澤田弥生は、蒲田の開業医・坂田医院でアルバイトとして働く下村梅子の代役になった。
父・下村建造(高橋克実)が倒れたためだ。
娘・下村梅子の開業医になりたいとの申し出が引き金になった。

そして、澤田弥生は医院長の坂田俊一郎に憧れと愛に似た感情を抱く。
手を握られるシーンはばかばかしかった。

「梅ちゃん先生」はわけの分からないストーリーが楽しい。
日々、危うさに満ちており、視聴者を退屈させない。
尾崎将也の脚本は巧みである。
たわいない笑いを取るのがうまい。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

徳永えりも世良公則もこの朝ドラにいい味を添えている。
好調な視聴率をさらに押し上げそうだ。

                       ◇

私にとり世良公則といえば、1984年に公開された角川映画「Wの悲劇」に出演した男優である。
薬師丸ひろ子がヒロイン・三田静香を演じた。
スターを夢見る劇団の研究生。
世良公則は相手役・森口昭夫を演じた。
元劇団員で、不動産屋の社員。

森口昭夫は井の頭公園で三田静香の真剣な練習ぶりを見て、心を惹かれた。
彼は公園に面して建つおんぼろの木造アパート「ローズハウス(不確か)」に住んでいた。
この部屋での三田静香の初体験のシーンがユーモラスだった。

私は学生時代、前妻と幾度も井の頭公園に足を運んだので、「Wの悲劇」が懐かしい。
当時、さまざまな芸術家を目指す人たちが溜まり場にしていた。

・・・スターの座をつかみかけた三田静香は再び、失意のどん底へ。
が、女優としての再起を誓い、別れを告げる。
森口昭夫がゆっくりと大きな拍手で送り出すシーンは印象に残っている。

「Wの悲劇」は青春映画であり、薬師丸ひろ子と世良公則はいい組み合わせだった。

⇒2011年3月24日「薬師丸ひろ子、セーラー服と機関銃の快感」はこちら。

                      ◇◆◇

堀北真希と朝ドラ「梅ちゃん先生」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。

⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。

⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。

⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。

⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。

⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

⇒2012年6月20日「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」はこちら。

⇒2012年6月22日「堀北真希熱演、梅ちゃん先生高視聴率…空中分解の魅力」はこちら。

⇒2012年7月6日「梅ちゃん先生視聴率…朝ドラファンを虜にする面白さ」はこちら。

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