きのうのブログ「ごうぎんビジネスセミナー、参加者の危機感」に続いて・・・。

⇒2012年10月9日「ごうぎんビジネスセミナー、参加者の危機感」はこちら。

私は先頃、山陰の「ごうぎん経営者クラブ」が主催する「ごうぎんビジネスセミナー」で講師を務めた。
演題は「社長と幹部の営業活動」。
会場は鳥取と島根・大田(おおだ)の2カ所。
地場企業の経営層や管理職を対象に、トップセールスによる「開発営業」の進め方のポイントを明かした。
どのようにして有力顧客に大型案件を仕掛け、大幅な収益伸長を成し遂げるか。

07しまね観光マップとはいえ、営業講師としてでなく、数字立て直しの営業コンサルタントとしてクライアントに指導している内容のエッセンスを伝えた。
営業のイロハにすぎないが、参加者にはインパクトが大きかったようだ。
大半の方が驚くほど熱心に受講してくれた。
3時間があっという間に過ぎた。

今日、仕事の受注や商品の販売が激しく落ち込んでいる。
しかし、積極的な営業活動を行ったことのない参加者も含まれる。
どうしてよいか分からなかったのだろう。
休憩時間の喫煙コーナーで、社長が「ありがたいヒントになりました」と話しかけてきた。
目に光が差していたことが、講師にはうれしい。



ところで、私は主催者から島根の土産を2種類手渡された。
一つは、焼き菓子「だんだん」。
製造は、島根・松江の「彩雲堂」。
NHK朝の連続テレビ小説「だんだん」の放送にちなんで開発された商品だろう。
これは私の推察にすぎず、商品が先かもしれない。
「だんだん」は出雲や松江に残る言葉であり、感謝を伝える意味があるのだとか…。
「ありがとう」よりもあたたかい。

「だんだん」は昔ながらのどら焼きの皮の部分が現代的にアレンジされており、新しい食感と味覚を楽しめた。
クルミの風味が添えられている。

もう一つは、「宍道湖七珍 殻付大和しじみ みそ汁用」。
販売は、島根・松江の「みやげ山海」。
佃煮とか、いろいろな加工食品が売られているが、しじみそのものだった。

私が好きな味噌汁は「しじみ」「はまぐり」「なめこ」「とうふ」の順番なので、うれしい。

山陰合同銀行には講演の機会をいただいたうえに、松江の名物・名産をいただいた。
心より感謝したい。
どちらもとてもおいしかった(写真を撮る前に胃のなかへ)。

事務局の女性が別れ際、真っ直ぐな感想を私に伝えてくれた。
これまで幾多のビジネスセミナーを企画し、幾多の講師を招いてきたはずだ。
内容などに対する横並びの客観的な評価を行える立場である。
「先生のお話は、深さが全然違います」。

私は遠方へ出かけた甲斐があった。

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山陰出張と「ごうぎん経営者クラブ」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年10月9日「ごうぎんビジネスセミナー、参加者の危機感」はこちら。

⇒2012年10月8日「社長と幹部の営業活動…ごうぎん経営者クラブ講演会」はこちら。

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