きのうのブログ「プロ野球ドラフト会議2012…1位指名予想選手」に続いて・・・。

⇒2012年10月24日「プロ野球ドラフト会議2012…1位指名予想選手」はこちら。

今夕、「グランドプリンスホテル新高輪」で「プロ野球ドラフト会議2012(新人選手選択会議2012)」が行われる。

最大の注目は、何球団が高校3冠の藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)を1位指名するかだ。
ドラフト直前、大谷翔平投手(花巻東)がメジャー挑戦を表明した。
それにより人気が集中することになった。
ドラフト史上最多タイとなる8球団(野茂英雄、小池秀郎)が競合するかもしれない。

阪神タイガースは地元のスーパースター獲得にいち早く名乗りを上げた。
ところが、くじ運が悪いというより、くじ運がない。
ドラフト1位の抽選では12連敗中である。

チームは選手が育たず、外部からの補強に頼っているが、実績十分のベテランが期待したほど働かず、戦績が振るわない。
自前育成による若返りが急務になっている。
しかし、大谷翔平のメジャー挑戦により藤浪晋太郎の入団が遠のいた。

大谷翔平は両親や佐々木洋監督らと相談を重ねた。
すでにドジャースやレッドソックス、レンジャーズなどのメジャー球団と面談を行った。

プロ野球関係者は、国内球団を経ないメジャー挑戦に危機感を強めている。
最有力クラスの選手がどんどん流出しかねない。
また、メジャー行きを隠れみのに希望球団入りが起こる可能性を否定できない。
ルールの改正を考えるかもしれない。

なお、大谷翔平の今後は次のいずれかになる。

ドラフトで指名を受けると、来年3月31日まで指名球団に交渉権があり、大リーグとの契約は4月1日以降になるだろう。

ドラフトで指名を受けないと、大リーグと交渉できる。
ただし、帰国後3年間(大学・社会人は2年間)はプロ野球に入団できない制約が生じるだろう。

しかし、ドラフトで指名に踏み切ったとしても大谷翔平の翻意は考えにくい。

◆書き加え1(10月25日)

今年の甲子園で春夏連覇を果たした大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手は、阪神、ヤクルト、オリックス、ロッテの4球団から1位指名を受けた。
そして、抽選の結果、阪神が交渉権を獲得した。
このところ明るい話題の少なかった阪神ファンは大喜び!
何せ和田豊監督が「当たるとは…」と驚いているくらいだ。

おそらく藤浪晋太郎にとっても最高の結果である。
おめでとう!

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