きのうのブログ「藤浪晋太郎の入団が遠のく…阪神ドラフトくじ運」に続いて・・・。

⇒2012年10月25日「藤浪晋太郎の入団が遠のく…阪神ドラフトくじ運」はこちら。

「プロ野球ドラフト会議2011」。
菅野智之投手は北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた。
まったく予想していなかった。
自分の夢を叶えることにこだわり、入団を拒否した。
世間のバッシングを受けるなど、猛烈な逆境に置かれたが、意志を変えることはなかった。

菅野智之は迷わず浪人生活を選んだ。
プロ野球への回り道になるどころか、実戦から遠ざかるのは大きなリスクをともなうのを承知のうえで・・・。
あれから1年、公式戦に出られないという不利な環境下で、孤独な練習を続けてきた。
モチベーションを保つのは至難だったろう。
1年の浪人を味わった江川卓や元木大介はその大変さを口にした。

読売ジャイアンツ(東京読売巨人軍)のユニフォームを着てプレーする。
それは、自分が野球に進むきっかけとなった伯父(母の兄)・原辰徳監督のもとでプレーすることでもある。
彼は、母方の祖父が元東海大学付属相模高等学校(東海大相模)野球部監督の原貢であり、原家の血を引く。
心のなかで巨人と伯父は重なっているのだ。

今年、菅野智之は巨人の単独1位指名が確実な情勢である。
晴れて入団へ・・・。

⇒2012年10月24日「プロ野球ドラフト会議2012…1位指名予想選手」はこちら。

横浜暮らしの私としては、最下位が指定席になっている横浜DeNAベイスターズで活躍してほしいという気持ちがないわけでない。
開幕直後にペナントレースの蚊帳の外になり、セ・リーグをつまらなくしている元凶である。
横浜の恥だ。

しかも、菅野智之は神奈川県相模原市出身である。
母校の東海大相模も東海大学も神奈川県にある。
私は昨年、横浜ベイスターズが交渉権を得ていたら入団したのではないかと思っている。

菅野智之は1年の浪人を経て、巨人入りの意志がさらに固くなった。
高田繁GMも中畑清監督も1位指名を臭わせている。
が、二人は巨人出身であり、それも中心選手だった。
いまさら指名に踏み切れないはずだ。
拒否を食らったときのダメージがあまりに大きい。
親会社もそれを望んでいない。

私は亜細亜大学の東浜巨投手に絞ってもらいたい。
藤浪晋太郎投手より1位指名の競合は少ない。
巨人が昨年に菅野智之を獲っていたら、今年は東浜巨を狙ったはずだ。

このブログは10月23日に書いた。
ドラフトの結果はどうか?

◆書き加え1(10月25日)

波乱の少ないドラフトだった。
藤浪晋太郎は4球団の競合の末、阪神タイガースが交渉権を獲得した。
本人も球団もファンも大喜びだろう。

東浜巨は3球団の競合の末、福岡ソフトバンクホークスが交渉権を獲得した。
本人も球団もファンも大喜びだろう。

菅野智之は巨人の単独指名だった。
落ち着くところに落ち着いた。

それにしても横浜ベイスターズはくじ運がない。
東浜巨を逃した。
来季も苦労しそうだ。

                      ◇◆◇

菅野智之とドラフト会議に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年10月25日「藤浪晋太郎の入団が遠のく…阪神ドラフトくじ運」はこちら。

⇒2012年10月24日「プロ野球ドラフト会議2012…1位指名予想選手」はこちら。

⇒2011年11月21日「菅野智之、入団拒否…勇気ある決断を擁護する」はこちら。

⇒2011年11月5日「横浜DeNAベイスターズ、原辰徳監督就任、菅野智之1位指名なら人気回復!」はこちら。

⇒2011年10月29日「菅野智之…巨人油断、ドラフト一本釣り詰め甘く大失態」はこちら。

⇒2011年10月27日「菅野智之、巨人を逆指名…長野久義、澤村拓一に続け!」はこちら。

⇒2011年10月23日「菅野智之は横浜と巨人が指名…ドラフト会議12球団1位予想」はこちら。

⇒2010年11月14日「東海大・菅野智之は巨人、興南・島袋洋奨は中央大」はこちら。

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