きのうのブログ「日本は財政再建も経済再生(産業再生)も先送り」に続いて・・・。

⇒2012年12月25日「日本は財政再建も経済再生(産業再生)も先送り」はこちら。

当然といえば当然だが、今回の衆院選(第46回衆議院議員総選挙)はひどい投票率だった。
前回の衆院選(第45回衆議院議員総選挙)は69.28%。
そこから10ポイント近く落として59.32%。
戦後最低だった1996年の衆院選(第41回衆議院議員総選挙)の59.65%を下回った。

前回は期待の選挙。
情緒的な勢いだけだった。
今回は失望の選挙。
ほろ苦い反省があった。
その反動が投票結果にはっきりと出た。
追い詰められた日本においてうまい話はないということを、有権者は肝に銘じなくてなるまい。

2010年代に行われる衆院選に共通するテーマは「日本国の財政再建」である。
実は、前回の衆院選(2009年)からそうならなければならなかった。
しかし、このブログで述べたとおり、政党のばらまき合戦と化した。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

次回は進路の選挙。
私は前回の衆院選が終わった頃から次回(今回に非ず)の衆院選が大事になると考えてきた。
有権者が経済の衰退や生活の困窮につれて覚醒し、ぎりぎりの判断を下さざるをえないと・・・。
難局を切り拓こうとの本気が、政党にも政治家にも表れてくるのでないか。

総選挙は有権者(国民)のために行う。
が、私は、次回の衆院選(第47回衆議院議員総選挙)は政党と政治家の立場からすれば、第三極のための総選挙になると思っている。

Copyright (c)2012 by Sou Wada

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