大阪で「四大陸フィギュア選手権2013」が行われている。
私はきのうから大阪に滞在している。
フィギュア観戦。
と、言いたいところだが、大手企業グループの西日本地区の営業教育を行う。
テーマは、「営業活動の原点回帰」。
おもに若手を対象とした研修に社長が立ち会ってくださり、おおいに感謝したい。

さて、四大陸フィギュア・男子シングルは前回のチャンピオン、カナダのパトリック・チャンが出場しない。
それを知った高橋大輔が「チャンと出なさい」と怒ったかどうかは不明・・・。

私は、高橋大輔と羽生結弦の優勝争いが楽しみだ。
事実上の一騎打ち!
「全日本フィギュア選手権2012」の白熱の演技の再現となりそう。
(このブログは書き溜め記事であり、ショートプログラムはきのう終わっている。)

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

二人の最近の戦いは互角であり、勢いで若い羽生結弦に分がある。
それは高橋大輔がよく分かっている。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

高橋大輔は後輩選手の目標となり、日本の男子シングルを今日の水準と隆盛に導いた。
最大の功労者ではあるが、自身はまだまだ現役でやれるという強い自負を持つ。
実際、いまでも実力は世界のトップクラス、なかでも芸術性はナンバーワン。

高橋大輔は飾らない人柄が魅力でもある。
隣に羽生結弦を置いた四大陸フィギュア前の記者会見で「自分は1勝2敗」と、あえて口にした。
だいぶ年下の羽生結弦をライバルと認めつつ、自分の闘志に火をつけた。
もちろん、大会の前人気をあおるリップサービスの側面もある。

高橋大輔は、ショートプログラム(SP)の曲を「点数が出にくい」とし、ベートーベンのピアノ曲「月光」に変更した。
シーズン中ではきわめて異例。
それくらい本気になって羽生結弦を倒しにかかっている。
ニコライ・モロゾフ・コーチ、長光歌子コーチの助言を受け入れた。

高橋大輔は「2勝2敗で世界選手権を迎えられれば面白い」と、さらに盛りあげた。
おおいにゲッコウ。

2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)まで1年を切った。
羽生結弦は成長が目覚ましく、競技人生のピークが重なる可能性も…。
そうなると、金メダルか。

◆書き加え1(2月9日)

私は教育指導の出張が続いている。
夜間はホテルの自室でデスクワークに追われている。
四大陸フィギュアは、深夜のスポーツニュースでちらっと見たくらい・・・。

男子シングルは、カナダのケビン・レイノルズがSP6位から初優勝を飾った。
SP1位の羽生結弦は2位と逆転を許した。
SP4位の高橋大輔は7位と順位を落とした。

羽生結弦は冒頭の4回転トーループを鮮やかに決めた。
しかし、年明けから重点的に練習した4回転サルコウが抜けて2回転になった。
後半の3回転ルッツも1回転に留まった。
「世界フィギュア選手権2013」へ向けて巻き返しを誓った。

高橋大輔は練習でもめったにない、最悪の出来だった。
「情けない気持ちでいっぱいです」。
本大会では集中力が高まらなかったようだ。
気の緩みがあったと、自らを振り返った。
世界フィギュアまでに立て直してくるだろう。

                      ◇◆◇

高橋大輔と羽生結弦に関する最近のブログは以下のとおり。

⇒2012年12月2日「フィギュアGPファイナル2012出場選手&放送予定」はこちら。

⇒2012年12月15日「浅田真央、全日本フィギュア⇒世界フィギュア」はこちら。

⇒2012年12月21日「全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境」はこちら。

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年12月24日「浅田真央、金妍児、ソチ金メダルへのシナリオ」はこちら。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

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