大阪で「四大陸フィギュア選手権2013」が行われている。
女子シングルは、浅田真央と村上佳菜子、鈴木明子の三人が優勝を争う展開か。
(このブログは書き溜め記事であり、ショートプログラムはきのう終わっている。)
男子シングルは、羽生結弦と高橋大輔の二人が優勝を争う展開か。
(フリースケーティングがきのう終わり、結果が出ている。)

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

日本勢は公式練習で調整に励んだ。
浅田真央は3季ぶりの優勝を狙う。
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をSPとFSで1度ずつ跳び、さらにフリーに3回転−3回転を組み込む。
この高難度連続ジャンプは4季ぶりの挑戦となる。
公式練習ではトリプルアクセル、3回転−3回転をそれぞれ3度ずつ跳び、すべて着氷した。
「全日本フィギュア選手権2012」の練習では幾度も着氷しており、調子は上向いていた。

浅田真央はそのためにカナダに渡り、SPとFSのジャンプ構成の手直しを行ったようだ。
四大陸フィギュアでは、3月にカナダ・ロンドンで行われる「世界フィギュア選手権2013」を見据え、現時点で可能な最大のレベルアップを図った。
復帰戦で3回転−3回転を完璧に決めた韓国のキム・ヨナ(金妍児)との戦いを明らかに意識している。

浅田真央は大技の成功への強い決意をにじませた。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)まで1年を切り、エンジンがかかってきた。

⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

村上佳菜子はSPとFSを揃えられたことがない。
四大陸フィギュアでは、その克服を最大の課題にしている。

⇒2012年12月31日「村上佳菜子、笑顔で山田満知子コーチと抱擁」はこちら。

鈴木明子は昨年末から調子を落とした。
先だっての国体では演技、とくにジャンプが総崩れ。
が、コーチと対話をしながら、いくらか立て直しを図った。
世界フィギュアへ向けた1つのステップとして、いまの自分がどれくらいできるのかを見極めようとしている。

◆書き加え1(2月8日)

スポーツ報知によれば、浅田真央はSPで冒頭の2回転半を3回転半に変えると、基礎点が5.2点上がる。
フリーで3回転半、2連続3回転を決めると、全日本フィギュア2012までの構成と比べて6.43点上がる。
結局、ジャンプの基礎点は合計で11.63点のプラスとなる。

◆書き加え2(2月9日)

私は教育指導の出張が続いている。
夜間はホテルの自室でデスクワークに追われている。
四大陸フィギュアは、深夜のスポーツニュースでちらっと見たくらい・・・。

男子シングルは、カナダのケビン・レイノルズがSP6位から初優勝を飾った。
SP1位の羽生結弦は2位と逆転を許した。
SP4位の高橋大輔は7位と順位を落とした。

羽生結弦は冒頭の4回転トーループを鮮やかに決めた。
しかし、年明けから重点的に練習した4回転サルコウが抜けて2回転になった。
後半の3回転ルッツも1回転に留まった。
「世界フィギュア選手権2013」へ向けて巻き返しを誓った。

高橋大輔は練習でもめったにない、最悪の出来だった。
「情けない気持ちでいっぱいです」。
本大会では集中力が高まらなかったようだ。
気の緩みがあったと、自らを振り返った。
世界フィギュアまでに立て直してくるだろう。

◆書き加え3(2月9日)

女子シングルはSPが終わった。
浅田真央は2シーズンぶりにトリプルアクセルを決めた。
ほぼノーミスの演技で今季世界最高得点を出し、2位と大差の首位に立った。
浅田真央は演技を終え、自らに拍手を送った。
さらに、両手でガッツポーズを繰り返した。

かなり調子が上がっていたようだ。
佐藤信夫コーチから「守りに入らないように」と送り出された。
決意のトリプルアクセルは素晴らしい出来となり、勢いに乗った。
「いまの自分ができる最高のレベル」と自画自賛・・・。

FSではトリプルアクセルに加え、2連続3回転ジャンプ(フリップ−ループ)の大技に挑む。

鈴木明子は今季自己最高得点で2位、村上佳菜子は自己ベストで3位に入った。

私は表彰台を独占してほしい。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年2月7日「浅田真央、トリプルアクセル解禁か…四大陸フィギュア」はこちら。

⇒2013年1月2日「浅田真央、金妍児を倒し、悲願の五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月24日「浅田真央、金妍児、ソチ金メダルへのシナリオ」はこちら。

⇒2012年12月16日「浅田真央とキム・ヨナの戦い…全日本フィギュア2012」はこちら。

⇒2012年12月15日「浅田真央、全日本フィギュア⇒世界フィギュア」はこちら。

⇒2012年12月1日「浅田真央、GPファイナル2012制覇へ…ソチ五輪会場」はこちら。

⇒2012年11月25日「浅田真央、天性の清楚さ」はこちら。

⇒2012年11月23日「浅田真央、ソチGPファイナル進出…NHK杯」はこちら。

⇒2012年11月9日「浅田真央は年頃の女性、和田創は還暦の男性」はこちら。

⇒2012年7月4日「キム・ヨナ、ソチ五輪で浅田真央と再び激突!」はこちら。

⇒2012年6月23日「浅田真央と弥勒菩薩、清楚な慈愛…心の平安への祈り」はこちら。

⇒2012年6月17日「浅田真央は佐々木健介に家庭的なぬくもりを求める」はこちら。

⇒2012年6月13日「浅田真央の寝心地を初体験」はこちら。

⇒2012年5月31日「浅田真央、SPもフリーもエキシビションも新プログラム」はこちら。

⇒2012年5月30日「浅田真央、顔も体もふっくら…美しくセクシー」はこちら。

⇒2012年4月5日「溺れる浅田真央は内村航平をもつかむ…立て直しのヒント」はこちら。

⇒2012年4月4日「浅田真央抜き視聴率…フィギュア国別対抗戦放送予定」はこちら。

⇒2012年4月1日「浅田真央、ライバルと戦う前に自分に負ける…世界選手権」はこちら。

⇒2012年3月29日「浅田真央、半伽思惟像のほほえみ…世界フィギュア選手権」はこちら。

⇒2012年3月25日「浅田真央は頂点へ…世界フィギュア選手権2012放送予定」はこちら。

⇒2012年2月12日「浅田真央、ソチオリンピックで金メダルはムリ・・・」はこちら。

⇒2012年1月11日「浅田真央、女王復活のシナリオ…世界フィギュア選手権2012」はこちら。

⇒2011年12月28日「浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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