きのうのブログ「袋麺ナンバーワンはイトメン・チャンポンめん」に続いて・・・。

⇒2013年7月17日「袋麺ナンバーワンはイトメン・チャンポンめん」はこちら。

何をうまいと感じるか、味覚は人それぞれ。
私は、イトメンの「チャンポンめん」がインスタントラーメンで第1位だと思う。

「チャンポンめん」は昭和38年発売の超ロングエラーであり、西日本にわりと定着した。
なかでも石川県では、ナショナルブランドをまったく寄せつけない一人勝ちの状態だ。
しかし、名古屋〜北陸を境に、東日本にほとんど浸透していない。
「ちゃんぽん」という響きも、この極端な偏りに関係しているのかもしれない。
そうなると、営業活動による販売店(量販店)への説得だけでは限界であり、食べ方提案による消費者(生活者)への啓蒙が大切なのでないか。
PUSHとPULLの並行だ。

イトメンのホームページ(HP)を覗くと、看板商品の「チャンポンめん」が前面に押し出されている。
当然のように代表的な調理法(盛り付け例)が載っているが、この商品を自分なりに食べてきた私にはピンと来ない。
結局、3種類の調理例(レシピ)が載っていた。

先日のブログで述べたとおり、イトメンの「チャンポンめん」はきわめてシンプルかつベーシックなつくりである。
それゆえ、食べ方の包容力が非常に大きい。
いろいろな具材や調理を受け入れるはずだ。

私はホームページを見て、都道府県別が難しいとしたら、せめて地域別の食べ方提案がほしいと思った。
その土地の食材を用いるなど、独特のレシピを示すなら、私たちは「チャンポンめん」をもっとおいしく、もっと気ままに楽しめる。

私は、イトメンの「チャンポンめん」が素晴らしい実力を備えながら、全国区のブランドに育っていないことがとても不思議である。

Copyright (c)2013 by Sou Wada

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