NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。
19歳の能年玲奈(のうねん・れな)がヒロインを演じる。
これまでの平均視聴率が20%前後であり、驚異的といえる(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。

能年玲奈の新鮮で爽やかな魅力が高視聴率に寄与する。
世間の手垢で汚れていない、飾り気と混じり気のない感性が光る。
壁に幾度もぶつかりながら不器用に成長していくヒロインにぴったりだ。

⇒2013年8月4日「能年玲奈『あまちゃん』、高視聴率で続編へ」はこちら。

また、宮藤官九郎(くどう・かんくろう)の前向きでテンポのいい脚本が高視聴率に寄与する。
東日本大震災の被災地、宮城県の出身だ。
朝ドラの王道を歩みながら、あちこちで笑いの芽を器用に摘み取っている。

ヒロイン・天野アキは東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがち。
母に連れられて帰省した岩手・北三陸(架空)で海女を目指す。
そして、地元のアイドルとして脚光を浴び、町おこしのために駆り出される。
やがて、上京してアイドルグループ「GMT(地元)47」のメンバーとなる。
だれしも「AKB48」を思い起こす。
受け狙いの時事性が見事にはまった。

⇒2011年12月5日「USB48フィギュア商品化、パソコンへの挿入感…AKB48」はこちら。

ところで、朝ドラ「あまちゃん」でいち早く話題になったのが、「じぇ!」。
ロケ地・岩手県久慈市小袖地区の海女が驚いたときに発する方言である。
しかも、驚きの大きさにつれて「じぇじぇ!」「じぇじぇじぇ!」と数が増える。
これが若い女の子に一気に広がった。
普段の会話でもメールでも頻繁に飛び出す。
確かに、とても使い勝手がよさそうだ。

巷では、東進ハイスクールのカリスマ講師・林修の「いつやるか? 今でしょ!」、安倍晋三首相の「アベノミクス」と並び、2013年新語・流行語大賞を争うと噂される。

朝ドラ「あまちゃん」は大震災の被災地はもとより全国に元気を届けている。
最後まで視聴率は衰えそうにない。

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能年玲奈(のうねん・れな)と朝ドラ「あまちゃん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年8月4日「能年玲奈『あまちゃん』、高視聴率で続編へ」はこちら。

⇒2013年7月6日「能年玲奈『あまちゃん』にはまる」はこちら。

⇒2013年4月13日「あまちゃん視聴率好調、能年玲奈紅白司会へ」はこちら。

⇒2013年4月7日「あまちゃん平均視聴率20%超え…宮藤官九郎」はこちら。

⇒2012年7月29日「能年玲奈(のうねん・れな)…朝ドラ「あまちゃん」ヒロイン」はこちら。

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