フィギュアスケートの宮原知子(みやはら・さとこ)が「グランプリシリーズ(GPシリーズ)2013」にシニアデビューを飾る。
第4戦「NHK大会(NHK杯)」に第6戦「ロシア大会」を加え、2試合にエントリーできた(不確か)。

宮原知子は昨シーズンの全日本フィギュア選手権でシニアデビューを果たした。
15歳の彼女は、緊張でがちがちだったショートプログラム(SP)で15位と出遅れた。
しかし、緊張がほぐれたフリースケーティング(FS)でほぼノーミスの演技を見せ、総合6位に入った。

フリーでくるくる回った彼女は意外にも不器用な努力家であり、天才少女でない。
今シーズンは2014年ソチオリンピック(冬季五輪)の出場を目指している。

宮原知子はちょびっと大人になったとはいえ、初々しくあどけない。
シニアで戦うには、得意の高難度ジャンプを軸に技術で点数を稼ぎ、表現で点数を少しでも伸ばしたい。
それができれば、ソチ日本代表選考レースで面白い存在になりそうだ。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

日本のフィギュア界は今シーズン限りで、世界のトップクラスの選手が一斉に引退する。
男子シングルの高橋大輔、織田信成、女子シングルの浅田真央、安藤美姫、鈴木明子の5選手である。
小塚崇彦は不明。

次世代、とくに羽生結弦と村上佳菜子に続く世代は、素質と実力で大きな開きがある。
また、スター性が乏しい。
大勢の国民を虜(とりこ)にした「フィギュア人気」も急激に下降しそうだ。
新鋭の宮原知子に対する私の期待は非常に大きい。

以下に、「日本は『フィギュア王国』の看板を下ろす」と題する2013年8月6日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

フィギュアスケートシングル。
日本勢は男女ともに世界最強と呼ばれる絶頂期がしばらく続いている。
しかし、オリンピックシーズンの今季終了後に転換期を迎える。

2014年のソチ冬季五輪(オリンピック)と世界選手権を最後に、主力選手の大半が現役を引退する。
男子では、高橋大輔、織田信成。
小塚崇彦もその可能性がある。
女子では、浅田真央、安藤美姫、鈴木明子。
いずれも主要大会で表彰台にのぼって不思議でない、世界トップクラスの実力の持ち主である。

日本は戦力の大幅な低下に直面するだけでなく、「フィギュア王国」の看板を下ろすことになりそうだ。
荒川静香が2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)で金メダルに輝いてから盛りあがる一方だったフィギュア人気も急速に冷めていく。

ここ数年、国内で開催された主要大会は満員だった。
大勢のファンを魅了し、熱狂させたスター選手が同時に去っていく。
たいていプロスケーターに転向するはずなので、演技を見られなくなるわけでない。
が、さみしさは否めない。
選手として残るのは、羽生結弦と村上佳菜子の二人だろう。
その下の世代は、実力で大きな開きがある。

先に名前を挙げた選手は、スケート人生の集大成として今季の主要大会にのぞむ。
全員がメダル、それもいい色のメダルを目指している。
全日本選手権と世界選手権は、巨大な収容人員を誇る「さいたまスーパーアリーナ」で行われる。
彼らの引退試合の様相を呈する。
むろん、会場はファンで埋まる。

続きは、あすのブログ「浅田真央、現役引退へ最高の演技を誓う」にて・・・。

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