フィギュアスケートのグランプリシリーズ(GPシリーズ)第2戦「スケートカナダ」が行われている。
男子シングルは、3選手が出ている。
昨シーズンに大躍進を遂げた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
徳俵に足がかかった織田信成(おだ・のぶなり)。
伸び悩みに苦しむ無良崇人(むら・たかひと)。
私は全員に頑張ってほしい。
大会前、羽生結弦はグランプリファイナル(GPファイナル)進出につながる順位を獲得したいと意気込みを語った。
スケートカナダにおける最大の注目は、世界王者パトリック・チャンとの直接対決である。
羽生結弦は、昨シーズンのGPシリーズで2戦続けてショートプログラム(SP)の世界歴代最高得点を更新した。
そして、全日本フィギュア選手権で初優勝を飾った。
しかし、今年3月の世界フィギュア選手権でパトリック・チャンが羽生結弦の世界歴代最高得点を更新し、驚異の3連覇を成し遂げた。
かたや、羽生結弦は4位に留まり、表彰台に上れなかった。
羽生結弦は今シーズン初戦の「フィンランディア杯」で幸先よく優勝を飾った。
SPもフリースケーティング(FS)も1位だった。
合計得点265.59点は非公認ながら自己ベストを更新した。
私は、羽生結弦は男子シングルでもっとも才能に恵まれたスケーターだと思う。
滑り全体が柔軟だ。
高度な技術もさることながら、天性の表現力を備える。
観客の心を揺さぶり、突き動かすことができる。
「羽生(はにゅう)」+「結弦(ゆづる)」。
父が息子に「弓の弦を結ぶように凛(りん)とした生き方をしてほしい」と命名した。
その願いが届いたのか、羽生結弦はたたずまいそのものがとても美しい。
アイスリンクに立つだけで華がある。
演技前、「軸がぶれないように」と、胸の前で士の字を書くようなおまじないをする。
羽生結弦がとくに尊敬する選手がロシアのエフゲニー・プルシェンコであり、「スケート界の神」と崇める。
かつての髪型(ヘアスタイル)は、彼の真似らしい。
ビールマンスピンを取り入れているのも…。
カナダはパトリック・チャンの地元であるが、羽生結弦の練習拠点でもある。
羽生結弦としてはさらなる成長をアピールしたいところだ。
ちょっとしたミスが命取りになる最高峰の戦いで、二人がどんな演技を見せるのか、私はわくわくする。
◆書き加え1(10月26日)
男子シングルSP。
好調を伝えられていた羽生結弦がいきなりつまずいた。
冒頭の4回転ジャンプは着氷が大きく傾いた。
3回転ルッツ−3回転トゥーループの2連続ジャンプは、前半が1回転に抜けた。
SPは昨シーズンに世界歴代最高を2度も記録し、絶対の自信を持つプログラムだった。
なのに散々・・・。
羽生結弦は絶対王者との対決に気負いがあったのだろうか。
SP3位から、フリーでの巻き返しに期待したい。
◆書き加え2(10月27日)
男子シングルフリー。
羽生結弦はSP3位から2位に順位を上げた。
パトリック・チャンは30点近い大差で圧勝し、実力を見せつけた。
大会前に「日本勢は五輪で最大のライバル」と語っていたが、まったく寄せつけなかった。
羽生結弦は2014年ソチオリンピック(冬季五輪)での金メダル獲得が厳しい。
織田信成はSP2位から3位に順位を落とした。
無良崇人はSP5位から10位に順位を落とした。
女子シングル。
鈴木明子はSP3位から2位に順位を上げた。
◇◆◇
羽生結弦に関するブログは以下のとおり。
⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。
⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。
⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。
⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。
⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。
⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。
⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。
⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。
⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。
⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。
⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。
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男子シングルは、3選手が出ている。
昨シーズンに大躍進を遂げた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
徳俵に足がかかった織田信成(おだ・のぶなり)。
伸び悩みに苦しむ無良崇人(むら・たかひと)。
私は全員に頑張ってほしい。
大会前、羽生結弦はグランプリファイナル(GPファイナル)進出につながる順位を獲得したいと意気込みを語った。
スケートカナダにおける最大の注目は、世界王者パトリック・チャンとの直接対決である。
羽生結弦は、昨シーズンのGPシリーズで2戦続けてショートプログラム(SP)の世界歴代最高得点を更新した。
そして、全日本フィギュア選手権で初優勝を飾った。
しかし、今年3月の世界フィギュア選手権でパトリック・チャンが羽生結弦の世界歴代最高得点を更新し、驚異の3連覇を成し遂げた。
かたや、羽生結弦は4位に留まり、表彰台に上れなかった。
羽生結弦は今シーズン初戦の「フィンランディア杯」で幸先よく優勝を飾った。
SPもフリースケーティング(FS)も1位だった。
合計得点265.59点は非公認ながら自己ベストを更新した。
私は、羽生結弦は男子シングルでもっとも才能に恵まれたスケーターだと思う。
滑り全体が柔軟だ。
高度な技術もさることながら、天性の表現力を備える。
観客の心を揺さぶり、突き動かすことができる。
「羽生(はにゅう)」+「結弦(ゆづる)」。
父が息子に「弓の弦を結ぶように凛(りん)とした生き方をしてほしい」と命名した。
その願いが届いたのか、羽生結弦はたたずまいそのものがとても美しい。
アイスリンクに立つだけで華がある。
演技前、「軸がぶれないように」と、胸の前で士の字を書くようなおまじないをする。
羽生結弦がとくに尊敬する選手がロシアのエフゲニー・プルシェンコであり、「スケート界の神」と崇める。
かつての髪型(ヘアスタイル)は、彼の真似らしい。
ビールマンスピンを取り入れているのも…。
カナダはパトリック・チャンの地元であるが、羽生結弦の練習拠点でもある。
羽生結弦としてはさらなる成長をアピールしたいところだ。
ちょっとしたミスが命取りになる最高峰の戦いで、二人がどんな演技を見せるのか、私はわくわくする。
◆書き加え1(10月26日)
男子シングルSP。
好調を伝えられていた羽生結弦がいきなりつまずいた。
冒頭の4回転ジャンプは着氷が大きく傾いた。
3回転ルッツ−3回転トゥーループの2連続ジャンプは、前半が1回転に抜けた。
SPは昨シーズンに世界歴代最高を2度も記録し、絶対の自信を持つプログラムだった。
なのに散々・・・。
羽生結弦は絶対王者との対決に気負いがあったのだろうか。
SP3位から、フリーでの巻き返しに期待したい。
◆書き加え2(10月27日)
男子シングルフリー。
羽生結弦はSP3位から2位に順位を上げた。
パトリック・チャンは30点近い大差で圧勝し、実力を見せつけた。
大会前に「日本勢は五輪で最大のライバル」と語っていたが、まったく寄せつけなかった。
羽生結弦は2014年ソチオリンピック(冬季五輪)での金メダル獲得が厳しい。
織田信成はSP2位から3位に順位を落とした。
無良崇人はSP5位から10位に順位を落とした。
女子シングル。
鈴木明子はSP3位から2位に順位を上げた。
◇◆◇
羽生結弦に関するブログは以下のとおり。
⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。
⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。
⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。
⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。
⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。
⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。
⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。
⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。
⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。
⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。
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