世界のトップクラスの仲間入りを果たした18歳の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
海外でも評判の容姿端麗の美男子である。

羽生結弦は、今シーズン初戦の「フィンランディア杯」で、ショートプログラム(SP)は1本、フリースケーティング(FS)は2本の4回転ジャンプを決めた。
合計265.59点の高得点で優勝を飾った。
初のオリンピックシーズンに素晴らしいスタートを切った。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

羽生結弦はシーズンオフ、課題のスタミナ不足の解消のため、基礎体力、体幹と筋肉の強化を図った。
その成果が表れ、体がやや大きくなった。
また、けがの予防のため、入念なケアも心がけた。
自らにおおいに期待しつつ、今シーズンを迎えている。

SPは、昨シーズンと同じ「パリの散歩道」。
このプログラムで世界歴代最高得点を2度更新した。
これにより、内容のレベルアップを図るにしろ、負担がかなり軽くなる。
いろいろと迷った結果、「パリの散歩道」に落ち着いた。

フリーは、2シーズンぶりの「ロミオとジュリエット」。
東日本大震災後、全国各地を転々としながらアイスショーで滑っていた。
が、作曲が違うので、同じ「ロミオとジュリエット」でも雰囲気が変わる。
SPに注ぐエネルギーを少しでもフリーに回し、完成度を高める作戦といえる。

羽生結弦は、ファンに渾身の熱い演技を見せる半面、冷静で合理的な思考を大切にする。
彼はクールだ。
この辺りは、2006年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリストの荒川静香(あらかわ・しずか)に通じると、私は考えている。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

続きは、あすのブログ「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」にて・・・。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。

⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

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