ソチ冬季五輪(オリンピック)の開幕が迫っている。
私の一番の注目は、史上最強そして世界最強の日本フィギュアスケート選手である。
男女各3選手は全員、ソチの表彰台にのぼれる実力の持ち主だろう。

日本勢に限らず、金メダルを狙える選手は、それを射程に収められるプログラムを組んでいる。
最大の得点源はむろん高難度ジャンプである。
それを本番ですべて決めた選手が金メダルに輝くはずだ。

女子シングルに関しては、日本勢の難敵は韓国の金妍児(キム・ヨナ)である。
彼女は普通の調子なら、素晴らしい高得点を叩き出せる。
しかも、調子の波が少なく、演技の安定感が抜群に高い。
バンクーバーオリンピック以降、休養だらけだったにもかかわらず、滑りの技術が揺るがない。
また、昨秋のけがによる離脱の影響がまったく感じられない。
高難度ジャンプなどの技術は、練習の努力によるところが大きいと思うのだが…。
会場全体を味方にしてしまう、並外れた表現は天性の素質だろう。
恐るべし、金妍児。

宿命のライバルとされる浅田真央。
バンクーバーオリンピックで金妍児に大差で敗れてから、表現が随分と磨かれたように思う。
かつて感じたほどの差はない。

そうなると、やはり本番での高難度ジャンプの出来で勝敗が決する。
おそらく 230点台でないと、金メダルに届かない。
浅田真央にとり、非常に厳しい得点である。
私は祈るような気持ち・・・。

                ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年1月14日「浅田真央に絶対に負けない…和田創」はこちら。

⇒2014年1月6日「浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち…ソチ五輪」はこちら。

⇒2013年12月26日「浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権」はこちら。

⇒2013年12月21日「浅田真央はゆうゆう1位、関心は合計得点!」はこちら。

⇒2013年12月16日「浅田真央や高橋大輔の頑張り…ソチ代表入り」はこちら。

⇒2013年11月20日「浅田真央、ボクサー転向で東京五輪出場か」はこちら。

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