ソチオリンピック、フィギュアスケート女子シングルのメダル予想(順位・得点予想)。
私の結論を述べれば、浅田真央が金メダルを獲得する。

日本の浅田真央、ロシアのユリア・リプニツカヤ、韓国のキム・ヨナ(金妍児)の3選手の争いになるだろう。
が、私はそれほど接戦にならないと思う。
浅田真央が頭一つ抜けているからだ。

とにかく技術点が高い。
彼女の代名詞となったトリプルアクセルのほか、すべての種類の3回転ジャンプを織り込んでおり、さらにステップなどで得点を稼げる。
これまでやや弱点とされてきた表現面などの演技構成点も高まった。
死角が見つからない。

浅田真央は練習どおりなら、悲願の金メダルに輝く。
平常心を保ってショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)を普通に滑ればよい。
得点(スコア)は 230点台に届く。

浅田真央はライバルを意識し、ライバルと戦う必要がない。
念を押せば、頭一つ抜けているからだ。

自分の演技に集中し、自分の実力を発揮する。
その結果がソチオリンピックでの勝利である。
おそらくだれよりも厳しい練習を積んできた。
そうした自分を信じられるかどうかにかかる。

団体戦のSPでは、極度の緊張でがちがちの演技になった。
同じ失敗は繰り返さないはずだ。

私は、全員がベストの演技をしてほしい。
ならば、おのずと浅田真央が最高得点になる。

ユリア・リプニツカヤ。
プログラムの流れのなかで高難度ジャンプをこなせる。
15歳の少女体形も有利に働く。
また、体の柔軟性を生かしたスピンなどが美しい。
私は2位、銀メダルと見ている。

⇒2014年2月18日「リプニツカヤにソチ金メダル最有力の声」はこちら。

キム・ヨナ。
得点源の3回転−3回転が安定しており、しかも加点が得られる。
本人は余裕たっぷりの表情と口振りだが、何せ大舞台でずっと滑っていない。
バンクーバーオリンピックで勝利を経験したといっても、五輪の緊張はきわめて大きい。
私は3位、銅メダルと見ている
表彰台にのぼれない事態もある。

ロシアの17歳、アデリナ・ソトニコワも出場する。
イタリアのカロリーナ・コストナー、アメリカのアシュリー・ワグナー、グレイシー・ゴールドも出場する。

オリンピックで地元選手に甘くなるのは仕方ない。
しかし、それでも浅田真央は問題にしない高得点を出すと、私は考えている。

浅田真央が負けるとしたら、その相手は自分である。
最大の課題は本番でのメンタルコントロールだろう。

浅田真央は前日練習でトリプルアクセルを決めた。
朗報だが、ここまで来たら調子うんぬんは関係ないと思う。

SPは、日本時間で19日深夜(20日0時)から。
フリーは、日本時間で20日深夜(21日0時)から。

日本は浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子の3選手が出場し、いずれも表彰台を狙う。
頑張れ!
私は実況で応援する。

各国ソチメダル獲得数ランキング(国別・地域別)

                ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年2月11日「浅田真央、気持ちを立て直せ…ソチ個人戦」こちら。

⇒2014年2月10日「浅田真央、個人戦への戦略と調子…ソチ」こちら。

⇒2014年2月9日「浅田真央、もっともっとよくなる…現役続行」こちら。

⇒2014年2月7日「浅田真央はキム・ヨナの敵でない」こちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」こちら。

⇒2014年2月1日「浅田真央への厳しい予想…ソチ女子フィギュア」はこちら。

⇒2014年1月21日「浅田真央の得点…ソチフィギュア女子シングル」はこちら。

⇒2014年1月14日「浅田真央に絶対に負けない…和田創」はこちら。

⇒2014年1月6日「浅田真央とキム・ヨナの一騎打ち…ソチ五輪」はこちら。

⇒2013年12月26日「浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権」はこちら。

⇒2013年12月21日「浅田真央はゆうゆう1位、関心は合計得点!」はこちら。

⇒2013年12月16日「浅田真央や高橋大輔の頑張り…ソチ代表入り」はこちら。

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