【敬愛する芸人】いかりや長介 牧伸二
【愛する芸人】獅子てんや・瀬戸わんや 円鏡(八代目橘家圓蔵)
【敬う芸人】ケーシー高峰 立川談志

講師や著者になる前の私・和田創に、かつてテレビを通じて影響を与えてくれた恩人です。
とくに意識したわけでありませんが、語りや筆致などにさまざまな要素がいくらか反映されているように思います。

「いかりや長介」と「牧伸二」は、実際にはまったく無理ですが、自分の努力次第で何とか手が届きそうな存在に思えてしまうところがすごいです。

先日、何年かぶりに『企画の愉しみ』(日本実業出版社)を振り返りました。
「掛け合い漫才」の雰囲気が漂っています。
たわいない会話だけで成り立つ不思議なビジネス書です。

小説などの作品でもないのに「処女作」という言葉を使うのはおこがましいですが、処女作に当人の本質がもっともよく表れるというのはほんとうだなぁと思いました。
また、私の持つ要素がほとんど網羅されています。
おかしさが込みあげてきました。

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