私は先月、昔お世話になった中小企業のオーナー社長を訪ねました。
何と四半世紀ぶりです。
専門市場でトップシェアを誇るまでに成長し、大きな社屋に移転していました。

私が今日の仕事に就いているのは、社長のお陰です。
仕事の喜びはもちろん、営業さらには企画の楽しさを知ることができました。

私は面と向かって感謝の気持ちを伝えたいと思いながら、忙しさにかまけて先延ばしにしてきました。
社長がそろそろ現役を退く年齢に達しており、最後の機会と考えてお会いしました。

感無量です。
社長から温かい言葉もかけていただきました。
昔とまったく変わらない優しいお人柄でした。

同社を退くとき、こちらから社長に握手をお願いしました。
「どうか、お元気で・・・」。
私はそう伝えるのが精一杯で、危うく涙がこぼれるところでした。

ずっと引っかかっていた胸のつかえが取れました。

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