私はフィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPシリーズ)2015「NHK杯」の女子シングルのフリーをNHK総合で応援することができた。

際立っていたのが、宮原知子(みやはら・さとこ)の安定感だった。
ジャンプを含めた演技を、私は安心して見られた。
おそらく一つや二つのミスでは大崩れしない。
内気なはにかみ屋といった印象だが、内面が強い。
まだ17歳である。

私は宮原知子の演技にわくわく感が乏しいと思った。
平たく言えば、面白くない。
彼女はいまやれることを丁寧に確実にこなしていく。
これこそが宮原知子の真骨頂である。
課題の表現力は、今後の精進(練習)と大人への成長により徐々に増していくはずだ。

選手にはそれぞれ個性がある。
皆、違うのだ。
男子の高橋大輔、羽生結弦、女子の荒川静香、安藤美姫、浅田真央もそう。
他人と比べることにたいした意味はない。

宮原知子は身長が低いうえに体型(骨格)ががっしりしており、女性のフィギュアスケーターとしての「華」が感じられない。
(本人によれば、150僂貌呂い燭箸里海函)
そうした事実を受け入れ、自分らしさを大切にして演技を磨いてほしい。
結果を残せば、おのずとオーラは出てくる。

日本のフィギュアスケート界は、男子シングルは羽生結弦に加えて次世代の宇野昌磨(うの・しょうま)が控える。
こちらも17歳である。
私には盤石に思える。
宮原知子が順調に育つなら、女子シングルも全盛期が続くのでなかろうか。

ライバルの出来次第だが、ノーミスであればグランプリファイナル(GPファイナル)2015で表彰台の頂点に立つ可能性がないわけでない。
私は、宮原知子の落ち着いた演技を楽しみにしている。

◆書き加え(12月26日)

いま宮原知子の全日本選手権でのSPを見た。
女王として臨む今大会は緊張が高まるはずだが、演技の開始前にリラックスさえ感じられた。
そして、表情を含め、演技に風格を漂わせた。

素晴らしい!

守りに入るのでなく、金メダルを獲りにいっている。
にもかかわらず、抜群の安定感がある。
メンタルがよほど強いのだろう。

余談。
宮原知子は日本髪が似合いそうだ。

◆書き加え(12月27日)

いま宮原知子の全日本選手権でのフリーを見た。
浅田真央が不在だった前大会の女王は今大会で勝ちにいって勝った。
フリーでも持ち前の安定感を発揮し、これといったミスを犯さずに滑りきった。
貫禄さえ感じられる強さである。

高難度ジャンプに高さがあると、見るほうはもっと楽しめる。
世界で頂点に立つにはプログラムの難度を上げていかなくてならない。
それはおもにジャンプになるわけで、そのためにも高さがほしい。

               ◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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