世界フィギュアスケート選手権への2枚の代表切符がかかった全日本フィギュアスケート選手権の男子シングルフリー。

SP2位につけた宇野昌磨は冒頭の4回転トウループが抜けて2回転になった。
が、ミスに動揺せずに滑った。
そして、これを挽回するため、最後の3連続ジャンプを4回転トウループのコンビネーションに変えようとした。
結果は、疲労で2回転になってしまった。
しかし、昨年より演技構成点を大きく伸ばし、無良崇人(むら・たかひと)の追撃をかわして2位に入った。

宇野昌磨は、ジャンプを無難に下りようと弱気になったときにミスを犯すという冷静な自己分析に基づき、今年は攻めの姿勢を貫いた。
それが滑るたびに自己ベストを更新するという成長につながった。

昨年と同じ2位でも宇野昌磨にとり手応えがまったく違う。
リスクを冒してまで挑んだのは世界のトップを視野に入れているからだ。

宇野昌磨は2016年に4回転ジャンプのバリエーションを増やすと語っている。
大舞台での戦いが進化を加速させる。
羽生結弦という世界歴代最高得点を更新しつづける絶対王者を追いかけてほしい。

宇野昌磨は18歳にして、羽生結弦とともに日本の男子シングルを牽引する2枚看板になった。
シニア参戦1年目にして世界選手権出場は織田信成以来の快挙とか。
羽生結弦と宇野昌磨ならきっと代表枠を3名に増やしてくれる。

余談。
キスアンドクライで童顔の宇野昌磨を優しく見守る女性はママでなく樋口美穂子(ひぐち・みほこ)コーチである。
「攻めの姿勢を貫く」というのはこのコーチとの約束らしい。

               ◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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