NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』。
芳根京子がヒロイン・板東すみれを演じます。
いまは子役の渡邊このみ(わたなべ・このみ)が演じています。
戦後、ヒロインが心を込めて、「別品の服」をつくる姿を描きます。
モデルは、子ども服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子(ばんの・あつこ)です。

『べっぴんさん』は昭和9年(1934年)から始まりました。
繊維会社を営む裕福な家庭で育ったすみれが、入院中の母のためにハンカチに覚つかない刺しゅうをして渡します。
やがて母との悲しい別れが訪れます。
この母がずっと見守るかのように全編を通じてナレーションを担います。

第1回の放送では、幼いすみれが野原で母から四つ葉のクローバーの意味を教えられます。
これが『べっぴんさん』の展開において重要なモチーフになるとのこと。
家族も4人、会社の創業メンバーも4人です。

ヒロイン・すみれは19歳で母になります。
しかし、戦争で夫の生死が分からず、空襲で屋敷と財産を失います。
焼け野原となった神戸で食べていくために裁縫の腕を生かし、女学校時代の級友や幼馴染と洋服づくりを始めます。
ヒロインは表情が優しくても、芯の強さ秘めています。

父:坂東五十八(生瀬勝久)
母:坂東はな(菅野美穂)
姉:坂東ゆり(内田彩花)

制作統括のプロデューサーのメッセージが正しければ、『べっぴんさん』は朝から感動の涙を流したい視聴者に打ってつけということになります。
耳慣れない「涙活(るいかつ)」という言葉を使っていました。
いまは先に「活」をつけたものが勝つといわんばかりです。

僕は男の子だから泣きません・・・。

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朝ドラ『べっぴんさん』に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月4日「べっぴんさんモデルは別品か別嬪か」はこちら。

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