フィギュアスケート女子シングルの浅田真央が「フィンランディア杯」に出場しました。
成田空港を出発する前、滑り込み不足のために代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ばないと語っていました。
今シーズンの初戦にマイナーな国際大会を選んだ理由とも関わりがありそうです。
私は、ベテラン選手らしい冷静な判断だと思います。

浅田真央は、1年間の休養明けの昨シーズンはグランプリ(GP)ファイナルで最下位の6位に沈みました。
さらに、2シーズンぶりに出場した世界選手権で7位に終わりました。
今シーズンは2018年平昌五輪のプレシーズンに当たりますので、元世界女王といえどもそれなりの結果がほしいところでしょう。
(自分はまだ十分にやれるという手応えです。)

浅田真央はショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)ともにスペインの作曲家ファリャのピアノ曲「リチュアルダンス」を用います。
同じ曲というのは珍しく、おそらく挑戦的です。
世界観の演じ分けに自信があるのでしょう。
黒の衣装をまとうSPでは静寂の魔術師、赤の衣装をまとうFSでは情熱の女性を演じるようです。
(振り付けもプログラムもむろん異なります。)

浅田真央はSPで演技を一つずつ確かめるかのように滑りました。
冒頭にダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、次いで3回転フリップ−2回転ループの連続ジャンプを決めましたが、最後の3回転ループは乱れました。

スピンはすべてでレベル4を取りましたが、ステップは終盤でレベル4を逃しました。
まだまだです。
しかし、演技構成点は出場選手でトップでした。

浅田真央は結局、SPで2位につけました。
FSは翌日に行われます。

浅田真央は調整が進んで確度が上がれば、トリプルアクセルに挑むでしょう。
しかし、グランプリ(GP)シリーズの「スケートアメリカ(アメリカ杯)」に間に合うかどうかは微妙です。
自らの課題を焦らずに克服していくほかにないでしょう。

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浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

⇒2015年12月28日「浅田真央は生きた心地がしない」はこちら。

⇒2015年12月27日「浅田真央は「魂」をなくしたのか」はこちら。

⇒2015年12月26日「浅田真央、最高難度の無謀と動揺」はこちら。

⇒2015年12月12日「浅田真央評価…努力は報われない」はこちら。

⇒2015年11月29日「浅田真央はあんなもの」はこちら。

⇒2015年10月10日「浅田真央、GPシリーズ2015へ」はこちら。

⇒2015年10月9日「浅田真央、現役続行の条件」はこちら。

⇒2015年10月7日「浅田真央はピョンと跳び、チャンと降りる」はこちら。

⇒2015年10月5日「浅田真央、勝負師の宿命」はこちら。

⇒2015年10月3日「浅田真央が帰ってきた」はこちら。

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