浅田真央は復帰1年目の昨シーズン、GPシリーズNHK杯、GPファイナル、全日本選手権(SP)と結果のともなわない戦いが続きました。
精神面の弱さを感じたのか、「自分に負けてしまうところがある」と語りました。
しかし、それは間違いです。
自分に負けたというより、自分を負かしてきたのです。

とりわけ全日本選手権に際し、自らの調子をまったく信じられない状態で「ショートもフリーも完璧というのが、ベストのクリスマスになる」と発した時点で敗北が決まりました。
リップサービスを意識したのかもしれませんが、完全に首を絞めました。

頼まれもしないのに緊張を高め、重圧を増し、本番の前に本番の滑りを損ねたのです。
浅田真央は「アスリートのメッセージは自分を楽にするために発する」という基本が分かっていません。
これは、トップクラスの技術を備えた選手ほど大切になります。

浅田真央がオリンピックで勝つために最高難度のジャンプを揃えたいと考えることを私は否定しません。
手にしていないのは五輪の金メダルだけであり、文字どおりの悲願ですから、その気持ちも痛いほど分かります。
そうなら、粘り強く練習を積み重ね、プログラムをこなせるようになるほかにありません。
ところが、休養明けでいきなりそれをアナウンスしてしまいました。

浅田真央はメッセージをどのようにリリースするかを真剣に考えるべきです。
タイミングが早すぎて、自分を必要以上に苦しめています。
私は、このままだとメンタルの不安定を繰り返して競技人生を終わると思います。

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浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。

⇒2016年10月11日「浅田真央はGPシリーズで落ち込む」はこちら。

⇒2016年10月10日「浅田真央は井の中の蛙・・・世代交代」はこちら。

⇒2016年10月9日「浅田真央、振り付けのアイデア」はこちら。

⇒2016年10月8日『浅田真央「リチュアルダンス」世界観の演じ分け』はこちら。

⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

⇒2015年12月28日「浅田真央は生きた心地がしない」はこちら。

⇒2015年12月27日「浅田真央は「魂」をなくしたのか」はこちら。

⇒2015年12月26日「浅田真央、最高難度の無謀と動揺」はこちら。

⇒2015年12月12日「浅田真央評価…努力は報われない」はこちら。

⇒2015年11月29日「浅田真央はあんなもの」はこちら。

⇒2015年10月10日「浅田真央、GPシリーズ2015へ」はこちら。

⇒2015年10月9日「浅田真央、現役続行の条件」はこちら。

⇒2015年10月7日「浅田真央はピョンと跳び、チャンと降りる」はこちら。

⇒2015年10月5日「浅田真央、勝負師の宿命」はこちら。

⇒2015年10月3日「浅田真央が帰ってきた」はこちら。

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