フィギュアスケート女子シングルの宮原知子。
ベテランの風情というか風格が漂いはじめました。
しかし、まだ18歳です。

宮原知子は自分の努力を信じられるので、不安に揺さ振られません。
雑念にとらわれないので、集中力をかき乱されません。
メンタルがしっかりしており、試合に落ち着いて臨んでいます。
大きなミスは滅多に犯しません。

宮原知子の最大の強みは演技の抜群の「安定感」です。
当然のように、すべてのジャンプをきちんと決めます。
個々の動きが丁寧で確実であり、審判が点数を出しやすいようです。

宮原知子はステップとスピン、さらに弱点とされた表現がよくなっています。
ここまでは至って順調に得点を伸ばしてきました。
(うまく滑り終えても内気にはにかむところは変わっていませんが・・・。)

ジャンプはもともと得意としてきました。
回転の切れはいいのですが、伸びやかさが乏しい。
高さと距離がないからでしょう。
ダイナミックさ、さらに柔らかさやふくらみが乏しい。
(味わう前に終わってしまうのは滞空時間が短いせいでしょうか。)

私などは女子シングルに「優美さ」を求める気持ちが働きます。
宮原知子は安心して演技を観ていられるのは事実です。
が、画面に惹きつけられるところまでいきません。

私は、宮原知子がジャンプの難度を上げて得点を稼ぐためにも高さと距離、言い換えれば「滞空時間」が必要になると思うのですが、どうなのでしょう。
さらに、日本文化に根づく「間」や「溜め」のようなものを取り入れられないだろうかと勝手に欲張ったりします。
私は、彼女のジャンプにそれほど美しさを感じませんし、まして楽しさを覚えません。
タイミングがわずかに変わるだけでもうまくいかなくなるそうなので、フィギュアスケートの門外漢があまりいい加減なことは言えませんが・・・。

安藤美姫がシーズン6戦5勝を挙げた絶頂期のジャンプはそれ自体が感動レベルに達しており、いまだに脳裏に焼きついています。
このときは荒川静香を完全に超えていました。
すべてを包み込むかのような絶品のジャンプ!
私は画面に釘づけになりました。
ほんとうにすごかった。

宮原知子にその可能性がないとも思いません。

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宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年2月21日「宮原知子はスターになれるか…視聴率」はこちら。

⇒2015年12月13日「宮原知子、京都舞妓の風情が漂う」はこちら。

⇒2015年11月30日「宮原知子はわくわくしない」はこちら。

⇒2013年11月9日「浅田真央と宮原知子の争い…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月17日「宮原知子は面白い存在…ソチ代表選考レース」はこちら。

⇒2012年12月30日「宮原知子はソチ五輪日本代表へ…真央2世」はこちら。

⇒2012年1月13日「浅田真央超え、宮原知子13歳の高得点…世界ジュニア2012新星」はこちら。

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