先だってのブログ「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」「審判は羽生結弦の汗にGOE加点せよ」において彼のすごさの一端を記しました。
すでに史上最高のフィギュアスケーターになっていますが、まだポテンシャルを秘めているように見えます。
これからも進化を遂げていくのでないでしょうか。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

さて、そのすごい羽生結弦がさらにすごくなることがあります。
それは「怒り」を自分にぶつけるようにして滑るときです。

たいてい大舞台であり、振るわなかった大会の次の大会になります。
悔しさを叩きつけるような激しい演技はすさまじいの一言。
観る私がそうですから、戦うライバルは圧倒されてしまうでしょう。

よく「悔しさをばねにする」とか「リベンジを果たす」と言います。
しかし、彼に関しては、そうしたありきたりの表現に収まらないほどの「底力」を発揮します。
「負の体験」を次の試合や演技で「正のパワー」に変えられるという点においてずば抜けています。
気持ちの切り替えがしっかりと行えるという見方もでき、オリンピックで勝つうえでは大事なことでしょう。

羽生結弦は、ふがいない演技を許せない自分をストレートにさらけ出します。
感情が沸き立ち、指の先まで気迫がみなぎり、エネルギーが爆発します。
さながら怒りをあらわにした「人間活火山」です。
しかし、彼はもともと「美意識」の塊ですので、華麗な猛獣になります。
世界歴代最高得点を叩き出すのもうなずけますね。

私の結論として、羽生結弦は自分に腹を立てながら滑っているときがもっとも魅力的です。
素晴らしく美しい。

以上。

ライバル選手のためにつけ加えるなら、絶対に羽生結弦を怒らせてはいけません。
とくに試合前の練習には注意を払うべきです。
彼から距離を置き、自由に滑らせることです。
ちょっとでも邪魔をしようものなら、貴公子はモンスターに豹変し、「それはねえだろ」などと怒鳴ります。
歴史を眺めても、君子は豹変するようにできているのです。
(私も豹変しますが、君子でなく変人です。)

合い言葉は「ユヅルを怒らせるな」でしょう。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、史上初SP百点超え…完璧ジャンプ」はこちら。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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